JUGEMテーマ:地域/ローカル
このブログで紹介した「沖縄の風景」を、読むだけではなく、実際に訪ねていただいている読者の皆様、ありがとうございます。
お正月の沖縄旅行で、豊見城のむっちゃ急な坂道を訪ねた、大阪のいなちちさん一家。昨日のお昼、うるま御殿に行かれたそうです。
送っていただいた写真を勝手に載せちゃいますが、まさしく、ここはうるま御殿の店内です。懐かしいです。
写真の男の子はいなちち家の長男君です。頭の上がうるま御殿ですね(笑)。
農連市場で会ったばかりですが、たった三ヶ月で、ずいぶんお兄ちゃんになってます。
最近知ったのですが、いなちちさんやひよこさんが訪ねた豊見城の坂道を「アンマーウンケーの坂」と呼ぶそうです。直訳すれば「母待ち坂」。
建物が少なかった頃、あの坂の上に立てば、真玉橋を渡り、坂を上って来るお母さんの姿が見えたのでしょう。
橋を渡り、坂を上るには15分は必要です。家で待つよりも、坂の上に立っていたほうが、それだけ早くお母さんに会えますね。そう考えた子供達が、集まっていたのではないかと想像してみました。
坂の名前を知ったことで、私の関心は、むっちゃ急な坂道よりも、坂の上から見える風景に移りました。そして、子供達がアンマーを待っていた時代の背景を知りたくなっています。
つまり、沖縄の風景を訪ねるって、そういうことなんでしょうね。