JUGEMテーマ:地域/ローカル
牧志と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、牧志公設市場でしょうか。でも、公設市場の住所は松尾2丁目。牧志じゃないんですよ。
公設市場から市場本通りを挟んだ反対側、つまり、水上店舗、平和通り、桜坂あたりが牧志3丁目です。
そして、公設市場から見て、国際通りの反対側。沖映通りより西が牧志1丁目、東が2丁目です。
このうち、最初に牧志の集落ができたのは、牧志2丁目付近です。つまり、牧志2丁目が、牧志の中の牧志、牧志オブ牧志ってことになります。
次の地図は牧志2丁目の東半分を示しています。黄色の道路が国際通り、右上をモノレールが走っています。
そして、この地図をグッと睨むと、牧志集落が見えてくるんです。
地図の下端に牧志交番が示されていますね。
そこから、那覇セントラルホテルの前を抜けているのが牧志のメーミチ(前道)、マックスバリュ牧志店の裏を抜けているのがクシミチ(後道)です。そして、牧志交番正面の道がナカミチ(中道)、つまり、牧志のメインストリートです。
一般的に、メーミチとクシミチに挟まれたゾーンに集落が形成され、その外側は田圃や畑です。つまり、那覇セントラルホテルやマックスバリュ牧志店は、かつての田圃に建っていることになりますね。
さて、私は今、牧志交番の前に立ち、ナカミチの入口を見ています。私の前を横切る道路は国際通りです。
では、ナカミチに入ってみましょう。
国際通りから徒歩1分で、こんな街並みになるのが驚きです。
もう少し、牧志を歩いてみます。
(続く)