JUGEMテーマ:地域/ローカル
私の住んでいる那覇市国場から、真玉橋を南に渡ると、豊見城市真玉橋。その南が豊見城市根差部です。ねさぶと読みます。
古くからの集落を散歩すれば、何かがあります。
さて、これは何でしょう。
シュールです。
鷲でしょうか?
鷲が飛んでいると言うより、ハリツケにされてるようにも見えますが、大丈夫でしょうか。
近づいてみましょう。
右の翼に「本土」。左の翼に「復帰」。正面に「紀念」。
つまり、本土復帰紀念のモニュメントですね。記念を紀念としているのが中華な感じです。
次に根差部の村獅子。
果ててしまったか、イってしまってるかのように見えますが、大丈夫でしょうか。
多くの村獅子が南の火山(ヒーザン)を向く中、この獅子は北西を向いています。
そこで思い出すのがこいつです。根差部の北にある真玉橋集落で、真西に睨みをきかせているイリノシーサー。
この村獅子は怪獣ガーナ、つまりガーナ森へのケーシ(返し)が役目です。
そして、真玉橋集落の南にある根差部集落の村獅子は北西を向き、同じようにガーナ森へのケーシをしているのですね。
さて、今日のガーナ森です。
怪獣ガーナを封じ込めているのは、真玉橋のイリノシーサーだけかと思っていたら、根差部の村獅子もいたんですね。心強いかぎりです。
怪獣ガーナは、当分、目覚めることは無いでしょう。
いや、良かった、良かった。