公設市場で冷しコーヒーをどうぞ

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    公設市場一階の「コーヒースタンド小嶺(こみね)」です。



    この店のメニューはホットコーヒー、冷しコーヒー、冷しレモンの3種類だけ。料金はいずれも120円です。


    明治か大正か、日本人がコーヒーを冷して飲み始めた頃、それを冷しコーヒーと呼び、後にアイスコーヒーと呼ぶようになったんですね。

    関西で、アイスコーヒーを「冷(レイ)コー」と呼びますが、そのルーツは冷しコーヒーにあるようです。


    冷しコーヒーはどんなコーヒーかと言えば、よく冷えたコーヒーです(笑)。氷は入ってませんから、アイスコーヒーとは呼べませんね。

    那覇を散歩して、一息入れたい時にどうぞ。公設市場開場から60年。ず〜っと提供されてきた味です。

    なお、冷しレモンの果汁はレモンではなく、シークヮーサーのようです。こちらも美味しく飲めて、暑い日は「はぁ〜!!」となります。


    南米桜が満開です(1)

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      沖縄もすっかり秋となり、南米桜(トックリキワタ)が満開です。




      南米原産のトックリキワタ。遠目には桜に見えます。

      南米に移住した日本人は、この木を南米桜と呼び、日本を懐かしみました。南半球では、四季が逆ですから、春に咲くのかもしれません。


      トックリキワタはスペイン語で、「酔っ払いの樹」と呼ぶそうです。その理由はこれ。



      まあ、見事なビール腹です。

      この腹に比べたら、私の腹なんて可愛いものです(笑)。


      名護市長選に島袋前市長が立候補を表明って、当然でしょ

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        来年1月の名護市長選挙に向けて、革新系で普天間飛行場の辺野古移設に反対する稲嶺現市長は、早々に立候補の意思表示をしていました。

        一方の保守系、つまり辺野古移設を容認する勢力の候補者選びは難航しました。自民党沖縄県連は、本音は辺野古移設容認だけど、それを言っちゃうと選挙に勝てないので、県外移設を主張しています(笑)。

        まったく情けない限りです。仮に自民党県連が、本気で県外移設を主張するのならば、沖縄県民を代表して、自民党本部(つまり政府)を説得するべきでしょう。それができないのなら、組織のルールに従って、沖縄県民に対して、辺野古移設を訴えるべきです。

        そのどちらでもない状態を続けているのですから、候補者が決まらないのはあたりまえです。


        自民党県連は、本来なら、辺野古移設を容認する島袋前市長を推すべきなのですが、県外移設を主張している立場ですから、それができません。

        で、沖縄県議の末松文信氏を候補者に選び、反対でも容認でもない「検討中」と言わせました(笑)。辺野古移設が争点の選挙で「検討中」って、おかしいでしょ。

        こんな人を関西では「ヘタレ」と呼びます。相手がヘタレですから、稲嶺氏が圧勝しそうなものですが、案外、接戦になるかもしれません。辺野古移設を容認する市民は、どんなヘタレでも末松氏に票を投じるでしょうからね。

        「それが政治だぁ。」とか、「素人は黙っとれぃ。」とか、自民党県連方面から、ダミ声が聞こえてきそうです。


        そして、今日、島袋前市長が立候補を表明しました。もちろん、辺野古移設容認の立場です。

        私は辺野古移設に反対ですから、島袋氏を支持しません。しかし、政治家の行動としては、島袋氏は正しいと思いますね。


        さて、島袋氏の出馬を受けて、末松氏はどうするのか。普通に考えると降りるでしょう。辺野古移設反対と容認の候補がいれば、「検討中」に出る幕は無いはずですからね。

        末松氏は現職の県議です。せっかく勝ち取った県議のポジションを、「検討中」と言うために捨てることはありません。でも、本当に降りちゃったら、自民党県連は赤っ恥ですね。どうするんでしょうね。


        仮に、末松氏が降りなかったら、三つ巴の選挙になります。普通に考えると票が割れる保守系が不利ですね。そして、稲嶺氏が再選を果たすでしょう。

        だけど、島袋氏と末松氏の得票数を加算したら、稲嶺氏を上回るかもしれません。その時、名護市民の民意は、辺野古移設に反対と言えるのか、賛成と言えるのか。

        この、わけがわからなくなるところが、沖縄の選挙なんですねぇ。


        安里のティラ、津覇のティラ(3)

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          御嶽は森や岩、湧き水などで形成され、祠は御嶽の入口に過ぎません。

          一方、ティラは、祠の中にビジュル(霊石)や観音様など、拝みの対象がいます。

          つまり、同じ拝所であっても、御嶽の拝所とティラとは形態が違います。そして、ティラにはお地蔵様や観音様に通じるものがあり、そこでやっと、仏教との関係が意識できます。


          このあたりの考察を深めるには、沖縄と仏教の関係を整理する必要があります。が、しかし、私はそのあたりの知識に疎いので、ティラについて理解できたとは、まったく言えません。


          ところで、ウチナーンチュの多くは仏教徒なのでしょうか。お葬式をお寺で行うことが多く、民間の葬儀場を使う場合も、お坊さんを呼ぶようです。

          沖縄に檀家制度は無いと聞いてますから、自分のお寺は持っていないはず。では、葬儀の際、お寺をどうやって選ぶのか。

          自分の宗派をわかっているんでしょうか。自宅に仏壇はあるんでしょうか。

          そのあたりから、私の疑問はスタートするのでありまして、つまり、何もわかっていないのであります。


          今回の投稿を読んで「はぁ、沖縄のティラって、そういうものなのか。」と納得された方がいるとすれば、それはこのブログを信用し過ぎです。

          本当に、何もわかっていませんよ、こいつ(私)。


          安里のティラ、津覇のティラ(2)

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            安里集落の隣、津覇集落にも津覇のティラがあります。



            やや、安上がりな造りですが、こちらもビジュルが祀られていました。




            結局、ティラとは何か。

            安里のティラに祀られているビジュルには、地蔵の前掛けのように、白い布がかけられていました。つまり、ビジュルは御神体であり、拝みの対象だということ。内地の感覚では、お地蔵様や、観音様に近いと言えます。


            そう言えば、名護市久志にある久志観音堂は「ティラ」と呼ばれています。また、そこに祀られている観音様は「ティラヌタンメー」と呼ばれ、地元の人達に親しまれているそうです。




            突然話は逸れますが、久志観音堂の脇にあるガジュマルの大木。このガジュマルはホテル・ハイビスカスで、キジムナータンメー(登川誠仁)と美恵子(蔵下穂波)が木の妖精たちに囲まれた、あのガジュマルです。



            (続く)


            安里のティラ、津覇のティラ(1)

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              中城村の安里集落に、「安里のティラ」と呼ばれている拝所があります。

              ティラは「寺」なのですが、お坊さんがお経をあげて、除夜の鐘がゴーンって寺とは、かなり趣きが異なります。ここでは、そのままティラと呼ぶことにします。


              安里のティラは、サトウキビ畑の一角にある小さな森の中に建っています。道路からは見えません。

              初めて訪ねる方は、道路のそばに案内があるので、まず、それを見つけましょう。



              これが、なかなか見つかりません。私は今回が3度目の挑戦で、やっと見つけました。

              その案内の脇に、こんな道があります。



              その道の先に、安里のティラがありました。




              安里の屋号「カニマンジャ(金万座)」の祖先がこのティラを建て、その子孫が祭祀を司ってきたそうです。

              重厚な石組みと、赤瓦の屋根。カニマンジャさんはリッチな方だったんですね。周囲の森と共に、台風に負けない造りです。


              建物の中にはビジュル(霊石)が置かれていて、そのビジュルが拝みの対象となっています。

              子孫繁栄、五穀豊穣、航海安全など、他の拝所と拝みの目的は同じです。

              (続く)


              子猫を助けた男

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                一昨日、ネズミ捕りの粘着シートにかかった子猫を助けましたが、そのニュースが市場に広がっています。

                「よくやったね」、「えらいわ〜」、「優しいのね〜」などと褒められて悪い気はしません。


                が、しかし。私は「猫を助けた男」であって、「猫を助ける男」ではありません。

                ネズミ捕りにかかる猫は市場になんぼでもいるはず。その度に救助を要請されても困ります。

                一昨日は、隣の菓子屋のことですし、お姉ちゃんが拝むから止むを得ず猫を助けただけ。

                再度確認しますが、私は「猫を助けた男」。過去の話なのであります。


                いいですね皆さん。
                 


                沖縄の巨大カマボコ

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                  「なんとかして、一人で食べなさいね〜。」

                  と言われて、市場のお母さんからカマボコをいただきました。



                  でかっ!!

                  デカさを強調するために、唐辛子を横に置いたら、唐辛子の瓶って結構デカく見えるな。

                  失敗か。(^_^;)

                  しかし、写真を撮り直そうにも、既に1/3は食べてしまいました。

                  このカマボコ。泡盛にもウイスキーにも合います。

                  なんとかしなくても、普通に全部食べれそうです。


                  広島カープ、田村恵スカウトの日

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                    先日のプロ野球ドラフト会議で、3球団による抽選の結果、広島カープが九州共立大学大瀬良大地投手との交渉権を獲得しました。クジを引き当てたのは田村恵スカウトでした。



                    「人生で一番緊張しました。よく覚えていないし、考える余裕もなかった。ただ、僕が1番見てきたんだという、自信がありました」

                    大瀬良君が高校3年の時から5年間。田村スカウトは九州に通いつめ、この日を待っていたんですね。

                    スカウトがクジを引くのは球団初の出来事でした。どうしても欲しい選手だったので「田村で外れたらしゃあない。」ってことになったそうです。


                    さて、大瀬良君は広島カープに来てくれるのか。

                    まったく心配は無さそうです。



                    そこには、鯉のぼりを振り回し、田村スカウト以上に喜びを爆発させている22歳が。


                    あっ、だめ。

                    泣くわ〜。


                    ネズミ捕りにかかった子猫

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                      某青果店の隣は菓子屋です。今日の午後、その菓子屋の店員がオロオロして某青果店に入って来ました。

                      「さっき、店に入って来た子猫が、ネズミ捕りの粘着シートに・・・。どうしよう。どうしたらいい?」

                      急いで見に行くと、いかにも猫が入りそうなスペースにネズミ捕りが仕掛けられていて、不運な子猫が動けなくなっていました。

                      店「どうしよう〜」

                      C「簡単に離せそうにないから、獣医のところへ連れて行くか、このまま捨てるか。月曜日まで待って保健所に連れて行くか。そんなとこかな」

                      店「助けてあげたいけど、どうしたらいいのか・・・」

                      C「まず、社長(娘の父ちゃん)に相談したら?。配達が終わったらまた来るよ」


                      配達が終わって

                      C「どうなった?」

                      店「社長は捨てろって」

                      C「まあ、そうだよな。飼い猫ならそうはいかないけど、偶然入って来た野良猫だからな」

                      店「でもかわいそうで」

                      C「捨てるなら、捨ててくるよ」

                      店「しかたないですね。お願いします」

                      C「わかった」

                      店「どうするんですか?」

                      C「聞くなよ。そんなこと」

                      ビニール袋で粘着シート付きの子猫を包み、バイクを発進させようとした時、店員のお姉ちゃんが手を合わせるんですよ。

                      ちょっと、やめてよね。それはないやろ。


                      結局それで、私は子猫を捨てられなくなりました。

                      それで、一旦、安全な場所に子猫を置いて、仕事が終わった後、自宅へ連れて帰ることに。

                      獣医に電話すると、サラダ油でうまく離せることがあるとのこと。はい買ってきました。

                      洗面所に粘着シート付きの子猫を置き、サラダ油を流しながら子猫の身体を粘着シートから離そうとしました。

                      うまくいきました。

                      子猫は自由になりました。ぬるま湯で油を流してもらって、今はダンボールの中にいます。



                      私は猫を飼うつもりはまったく無いので、一晩泊めて、明日、農連市場へ返そうと思います。

                      子猫はさっきから寝ています。
                       


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                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
                      沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@yahoo.ne.jp)
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