遊覧ヘリの墜落

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    今日の夕方、古宇利島近くの海上に遊覧ヘリが墜落しました。

    ヘリの運行会社は、私が沖縄に住むきっかけとなった会社で、社長や墜落機のパイロットとは親しい仲です。

    ともかく、乗員、乗客の命に別状はないようなので一安心です。

    また、墜落場所が海上だったことも、不幸中の幸いでした。

    今後、事故の原因が明らかになるでしょうが、予期できない機体の故障とか、突風などの自然現象とか、パイロットや整備士の責任割合が低いものであって欲しいと思います。

    う〜ん、心配だ。

    心配だけど、何もできん・・・。


    「開南」の由来

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      マチグワーの玄関口として有名な開南バス停。今も多くの路線バスが、開南を経由して運行しています。

      ところで、開南バス停の住所は農連市場と同じ那覇市樋川。今も昔も、那覇市に「開南」の地名はありません。

      現在の開南せせらぎ通りに面した場所に、私立開南中学校(旧制)が開設されたのが昭和11年のことでした。

      以来、開南交差点付近が、通称で「開南」と呼ばれるようになったんですね。


      琉球王朝の時代から、琉球民族は東南アジアの国々と活発に交易し、意識は常に、「南に開かれていた」のです。

      開南中学校は沖縄戦で閉鎖となりましたが、その跡地に那覇市立開南小学校が開設され、泉崎に移転した後も名前はそのままです。

      また、この界隈の施設や商店などは、ほとんどが開南を名乗っていますから、住所がどうであれ、「開南」の名は生き続けています。


      こちらは、夜明け前の開南教会。樋川1丁目にあるカトリックの教会です。




      最後に少し付け加えます。

      沖縄戦で閉鎖となった開南中学校の卒業生は、わずか4期だそうです。学徒動員で戦場に赴いた開南中学校生が71名。そのうち、67名が戦死。

      沖縄戦で失われたのは、校舎だけではなかったのです。


      開南に関係する過去記事はこちらです。お時間があれば、どうぞ。

      沖縄の上野駅 「開南バス停」

      琉球八景(3)城嶽霊泉

      ヒージャー、サニー、まわり道、洗濯バサミ

      楚辺・樋川の散歩(5)開南のホルト並木

      南米桜が満開です(3)


      公設市場のラジオ体操が笑わす

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        最近、公設市場の北西角あたりで、楽しい音楽が流れています。


        20130202001416_0.jpg

        それは、NHKラジオ体操第一。全編ウチナーグチ(笑)。

        ウチナーグチってだけで、どうしてこんなに楽しいのか。不思議ですねぇ。

        まあまずは、ご覧下さい。こちらから


        「リッカ、モーラナサイ」(さあ踊りましょう)

        「ケンナ、ミグラシミソーリ」(うでを回して)

        「ティー、ガマンカイ、アティティ」(手を腰に当てて)

        つい、笑顔になってしまいます。

        好評に気を良くしたのか、ラジオ体操第二のウチナーグチ化も、既に完了した模様です。

        なお、

        「いっち、にー、さん、し」は、

        当然、

        「ティーチ、ターチ、ミーチ、ユゥーチ」

        なのであります(笑)。


        今日の琉球新報

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          備忘録として、貼っておきます。


          某青果店内の会話

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            某青果店内の会話を紹介します。登場人物はお父さん(社長)、相棒(A)、私(C)です。


            (1)オウムのA

            ある日の早朝、市場に出かける前のAが、雑用に追われ、なかなか出れません。

            アセるA。

            A「もう、いしょがしいな。え〜っと、何らったかな。」

            C「Aさん、惣菜屋の注文は何?」

            A「あっ、市場、行ってこよ〜ね。」

            C「惣菜屋の注文。」

            A「あっ、何らったかな。」

            C「用意しとくから。」

            A「(大声で)オヤジィ、惣菜屋の注文、何らった?」

            父「(大声で)ゴボウが4箱。」

            こちらを振り向くA。

            A「Cさん、ゴボウが4箱。」

            C「プッ(笑)。」

            父「(大声で)ダイコンが1箱。おわり。」

            A「しょ、しょれから、ダイコンが1箱。おわり。」

            C「(笑)。」

            A「なっ、なんね。」

            C「真面目な顔して、よくそんなこと言えるもんだな(笑)。」

            A「あぁ、聞こえてた。はいはい、すんましぇんでしたね。」


            (2)アチョ〜

            私が使っているこの椅子。



            たいへん安定が悪く、私が立ち上がるたびに転びます。

            ある日、椅子が転んだその先に、相棒Aがぼさっと立ってまして、椅子の背もたれがAの左足、親指あたりを直撃しました。

            A「アチョ、アチョ、アチョ〜〜!!」

            C「・・・・。」

            A「なんね。」

            C「すっ、すまん。リアクションが思いつかんかった。」

            A「痛かったさ。」

            C「嘘を言うな。痛くないやろ、こんな軽い椅子。それを『アチョ〜』だから、もう、どうしていいのもんやら。」

            A「Cさんも、まらまららね。」

            C「せっかくのご好意を、すみません。」

            A「いいさ。さあ、仕事、仕事。」


            園児との会話(2)

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              私は毎日、7ヶ所の保育園に昼食の食材を届けています。だから、園児とは顔なじみです。

              優しくすると、ワラワラとまとわりついてくるので、仕事になりません。かと言って怖い顔をするのも可哀想なので、適度な距離感に努めています。

              20130206140236_0.jpg


              ある保育園では、厨房への通路に扉があり、園児が入れないようになっています。

              私がそこへ入ると、数人の園児が外から扉のフックをかけてしまいます。

              そして、

              C「開けなさい。」

              園児「いやだっ!!」

              C「お願いだから開けて。」

              園「い〜や〜。」

              ってなります。

              この時、最も有効な手段はジャンケンです。フックを必死で押さえてる子に、

              C「はい、最初はグー。」

              と言えば、必ずジャンケンの態勢になり、8割は脱出できます。

              だいたい、フックを押さえてる子は、「営業妨害行為」の首謀者で、二三人に限られるんですね。そして、この子はグー、こっちはパーと、いつも出す手が同じなんです。

              アホですねぇ。

              20130206140300_0.jpg


              ある日、男の子がいきなり「おい、オジィ。」と言うので、懲らしめてやることにしました。

              C「誰がオジィやねん。おじさんと言いなさい。」

              男「ふんっ、オジィ。」

              C「お前な。さっき、女の子とままごとしてたよな。」

              男「えっ!」

              C「『ハンバーグ、美味しいねぇ。』とか言ってたよな。え〜、仲良しね〜。」

              男「えっ、え〜、オジィ、だまれ。このオジィ〜。」

              C「どこにハンバーグがあんだよ。プププッ。」

              男「オジィ、だまれ。ヒッ、ヒッ、だまれぇ。ウッ。」

              そろそろ「ウワ〜ン」ってなりそうだったので、今日は、このへんで勘弁してやることにしました。

              56歳と4歳の対決は、56歳の圧勝に終わったのでありました。

              また明日。どこからでもかかってきなさい(笑)。

              20130206140319_0.jpg


              写真は以前、使用したもので、記事とは関係がありません。


              辺野古埋立て許可の不思議

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                仲井真知事は、今週中にも、辺野古埋め立ての許可を出すようです。

                普天間飛行場の県外移設を公約し、知事に就任しましたが、沖縄県選出の自民党国会議員に続いて、背信の道を選ぶことになりそうです。

                まあ、その点については、沖縄の政治家の特性なんだろうと考え、横に置くことにします。


                そのこととは別に、私には大きな疑問があります。

                この度、知事が政府へ要望した事項は次の4点でした。

                (1)普天間飛行場の5年以内の運用停止と早期返還
                (2)牧港補給地区の7年以内の全面返還
                (3)日米地位協定の条項追加や改定
                (4)オスプレイの半数程度を県外に移転

                どれも、政府にとっては高いハードルで、これが「はい、わかりました。」なら、普天間返還合意以降の17年は何だったのかってことになります。

                政府が仮に、全てを了解するつもりになっても、それを確約するには、相当の時間がかかるでしょう。

                そんな要望を、知事は何故、このタイミングで出したのか。



                私はてっきり、政府に無理難題をふっかけて、「確約できないなら、埋め立ては許可しない。」って言うつもりなのかと思いましたよ。


                政府は「最大限の努力をする。」としか言わざるを得ず、また、実際にそう言いました。

                それに対して、知事の返答は、

                「驚くべき立派な内容を提示いただき、沖縄県民全体が感謝している。」

                はぁ?

                単なる口約束の、どこが驚くべき立派な内容なのか。沖縄県民全体が感謝しているって、私は感謝していませんから、全体−1人と訂正いただきたいものです。

                これは、どう考えても、政府のシナリオによる芝居ですよねぇ。


                やはり、知事は許可を出さざるを得ないワケがあったのではないか、と思います。そして、沖縄県民の反発を、いくらかやわらげるために、今回の芝居をうった。

                そう考えると、今回の要望の内容、タイミングともに、実にスムーズに納得できます。


                そして、次なる疑問は、知事が許可を出さざるを得なかったワケですね。

                猪瀬前東京都知事の辞任会見で、「私は政治家としてはアマチュアだった。」と発言しましたね。「何で俺だけが。」と言いたかったのだと思います。

                沖縄には沖縄市と八重瀬町に、徳洲会の大病院があります。

                例えば、政府が仲井真知事に、「猪瀬みたいになりたくないのなら。わかってるよな。」と言ったとすれば、私の疑問はすべて解消します。

                例えばですよ、例えば。


                大長みかん、見っけた

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                  卸売市場で大長(おおちょう)みかんを見つけました。



                  瀬戸内の豊(ゆたか)島産です。



                  豊島は平成の大合併で、私の故郷、呉市に組み込まれました。


                  私はこの島に何度か渡ったことがあります。島の急斜面にみかんの段々畑が広がり、収穫期には島全体が黄金色に染まります。

                  かつては船で渡りましたが、今は安芸灘とびしま海道により、橋を渡って島に入れます。


                  こんな遠くの沖縄まで来たのね。

                  懐かしい気持ちになり、みかん箱をナデナデしておきました。

                  ウチナーンチュの皆さん。是非、食べてみて下さい。

                  美味しいですよ〜。


                  ウチはイオンじゃないからね

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                    正月前のせいか、クリスマスのせいか、イチゴの卸売価格が高騰し、仕入れ値で1パック千円を超えました。弱りきった相棒Aは、イオンで買ってきたようです。

                    市場よりイオンのほうが安いなんて。仕入れの量なのか、流通ルートなのか。う〜む。イオン、恐るべし。600円。


                    ところが、こいつは。

                    A「イオンでイチゴをビニールに入れてくれたんだけどよ。イオンのシールは剥がすの?」

                    C「ウチはイオンじゃないからね。」

                    A「ププッ!!、そりゃあ、ウチはイオンじゃないさ。」

                    C「じゃあ剥がせよ。」

                    A「あっ!!」

                    C「ビニールを破ったか(笑)。」

                    A「いいさ。店のビニールを使うから。ウチはイオンじゃないからね。フフフ。」

                    C「なんか、気に入っていただいて。ありがとうございます。」

                    A「なんか、面白いさ〜ね。フフッ。」


                    しょうもない話でしたが、こいつはいいやつだと思いましたね。

                    このゾーンでいじると喜ぶのか。わかった、わかった(笑)。


                    沖縄独立

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                      JUGEMテーマ:地域/ローカル

                      沖縄では、極めてマイノリティな動きながら、沖縄(琉球)独立が議論されてきました。

                      沖縄が独立すれば、ヤマトから植民地支配されることも無く、基地問題も日米地位協定も問題ではなくなり、理想的な沖縄になる、と。

                      しかし、まったく現実性が無いことから、こうした議論は「居酒屋論議」とも呼ばれています。


                      今年、沖縄で「琉球民族独立総合研究学会」という学会が発足しました。

                      社民党衆議院議員の照屋寛徳氏が、この学会を支持するなど、これまでの動き(例えば、「かりゆしクラブ」)に比べると、この学会は、比較的、まともな扱いを受けているようです。

                      当面の目標は、国連が植民地状態だと判断した「非自治地域リスト」に、沖縄を登録することだそうで、一気に独立を目指そうとする従来の動きに比べて、いくらか現実的な取り組みだと思います。


                      が、しかしですよ。

                      記者会見する自民党幹事長の背後に座らされ、私に言わせれば「晒し者」にされた、五人の沖縄選出国会議員の姿を、ついこの間、見たばかりです。

                      彼らが沖縄の政治エリートなんですが、彼らを中枢とする独立国家が、果たして機能するものなのか。むしろ、事態は今より悪くなる気がします。


                      沖縄が独立して、国家としてやっていけるアイデアがあるのなら、まず、名護市を含む本島北部地域の振興に生かしていただきたいものです。

                      20年近くも、市長選挙の度に、基地問題だけを争点にされ続けた地域です。

                      「食っていけない」ことが問題なのであり、基地容認派の大部分は「食っていく」ために、基地の誘致も仕方が無いと考えてるわけです。

                      他に「食っていく」方法があるのなら、自分の故郷に、他国の軍事基地など誘致するはずが無いと思います。


                      つまり、貧しい生活からいかに脱出するか、その方策を論ずべき局面で、「宝クジに当たったらどうする」かを議論しているのが、沖縄独立の動きだと、私は思いますね。


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                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
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