JUGEMテーマ:地域/ローカル
農連市場の知念精肉店(工場)では、連日、豚や山羊を解体しています。そこに出入りする私は、それがどの部位なのか、正しくわかるようになりました。
最初の数ヶ月は「うぇ〜」と思うこともありましたが、今や「うわぁ、美味しそうだねぇ」と、自然に口に出ます。
今日は珍しいものがありました。豚の腎臓です。
業界用語ではマメ。沖縄ではマーミです。
これがそら豆に見えるかと言われれば、まあ、見えなくもありません。
腎臓は英語でkidny。したがってkidny beansは腎臓豆ってことになります。
アメリカーもヤマトゥーもウチナーンチュも、みんなこれが豆に見えるんですねぇ。
知念の三女が「プリンプリンしてるから上等よ〜」と自慢してました。
プリンプリンってあなた。
私の理解では、腎臓は血液濾過装置。よりストレートに言えばオシッコ製造機じゃないですか。
プリンプリンではなく、タポンタポンでしょ。
市場の仲間を褒めるのもナンですが、知念精肉店は丁寧な仕事をしています。
豚の中味など、よくまあそんなに手間をかけれるものだと思うほど、脂の部分を一つ一つきちんと削ぎ落としています。
そりゃあ、保育園の調理師が絶賛するはずです。
国際通りの焼肉店などにも卸しているそうなので、店の名前をメモしておいて、機会があれば、マーミを食べてみましょう。
今に、「うわぁ、美味しそうだねぇ」と言うんでしょうね。
しかしまあナンですねぇ。
豚の脚やら顔やら耳やらにカブりついて、美味い美味いと喜ぶ私達。
とうとうマーミにまでカブりつき、豚にしてみれば「ええかげんにせぇよ」って話ですよねぇ(笑)。