農連市場の仕事納めは大晦日。お正月用の買い出し客が集まるので、どの店も書き入れ時です。
今朝は、トモコオバぁのカマボコ屋にも佐辺昆布店にも、お客様の行列が出来てました。
某青果店では、長男が病院や介護施設に朝の配達をし、相棒のAが惣菜屋へバイクで大根を届ければ今年の仕事が終わります。
保育園はとっくに休みで、私の仕事はありません。市場を一巡して暮れの挨拶を済ませました。
そして朝の8時半。惣菜屋から帰って来た相棒のAが店の奥でキャベツの皮を剥いてます。
C「あら、おまえ何してる」
A「新年の準備さ」
C「新年の準備は昨日で終わったじゃん」
A「一応ね」
C「一応って何だ。何もすることは無いはずだろ」
A「その先さ」
C「そんな所のキャベツの皮剥いても傷むだけじゃん」
A「いや、オカぁがよ。3時半に惣菜屋へ行けって言うんらよね。」
C「惣菜屋は今行っただろ」
A「いや、おせちをよ。注文してるわけさ」
C「誰の」
A「そりゃ、オカぁのさ」
C「それを引き受けたのかっ!!」
A「仕方ないさ」
C「仕方なくないっ!!、某青果店には子供も孫もひ孫もいる。何でおまえが仕方ないのよ。」
A「ひ孫は二才らけろ(笑)」
C「ふざけんな。俺がお父さんに言うてやる。おまえは仕事をすんな。ゴソゴソやってるとやり残してるみたいだからな。」
A「じゃあ、キャベツは一箱だけ」
C「動くなって言ってるだろ。はい、気をつけっ!!」
孫「そんな話になってんスか。俺が行きますよ」
C「おっ、そうか。ありがとう。ひ孫じゃ無理だからな(笑)」
ほんまこのお人好しには呆れます。
そして私とAは、お餅代のようなお年玉のような小遣いをお父さんからニコニコと受け取り、9時に店を出たのでした。
保育園は新年4日から。私は3日の午後から店に出て、その準備をします。
今年一年、私のブログ「沖縄の風景」にお越しくださり、誠にありがとうございました。
皆様も良いお年を。