今年もありがとうございました

0

    JUGEMテーマ:地域/ローカル


    仕事があろうがあるまいが、大晦日の昼まで店を開けるのが市場のしきたり。シャッターを閉めてるようでは「やる気がないね」と思われてしまうそうです。


    暇なので、市場をチョロっとあるきましょう。

    開南本通り側の農連市場入口(信号なし)です。正面は上原ミート。



    右手の筋に入りますと、右側に仲田青果と嘉数青果。



    その先、左側の建物は取り壊され、駐車場になっています。



    ガーブ川の橋の手前です。右奥は北地区に建設中の建物。



    そこで振り返るとこんな感じ。



    市場側に曲がりますと、マルキン海産が入ってた建物があり、今は次郎屋カマボコ店。立っているのが次郎屋のオジぃです。



    突き当たりまして、



    左に曲がって惣菜通りに入ります。



    公衆トイレの前のスペースで、正月用の花を販売中。



    惣菜屋の前にさしかかると、若い女性に声をかけられました。

    「あっ、Cさんっ!!」

    彼女は某保育園の調理師。驚く私に、

    「私、ここの惣菜屋の孫ですっ!!」

    惣菜屋のネェネェが出て来て、

    「えっ?、なんね?。二人は、えっ?」

    調理師はネェネェの姪だそうで、それが何で私と親しそうにしてるのか、ネェネェは理解できていません(笑)

    その先、左端のオレンジ鉢巻がトモコオバぁで、客の男3人にお説教中。



    食堂「メモリー」の前に出て、これで一周です。




    今年一年、ブログ「沖縄の風景」をご愛読いただき、ありがとうございました。

    来年もよろしくお願い致しますm(_ _)m


    サンエー壺川店の話

    0

      JUGEMテーマ:地域/ローカル


      20万円分の買物をすると発行される「サンエーお買物券」。私の場合、2ヶ月ほどで発行されるので、日曜日を除く毎日、平均4千円の買物をしている計算になります。場所はサンエー壺川店。

      これは、主婦が相手なら勝てる額と思われ、負けるとすれば同業者でしょう。てことは、私はサンエー壺川店の月間お買上げランキングトップ10に入っていると思われ、ひょとすると1位の月があるかもしれません。

      であれば、サンエー壺川店はさっそくグローバル会員専用レジを開設し、床には赤い絨毯を敷いていただきたい。さらに、壺川店で一番の美人を配置し、ニコッと微笑むようご指導いただきたい。

      と、常々、私は考えていますが、サンエー壺川店にそのような動きは見られず、せいぜいレジのお姉ちゃんが「あ〜、700点かぁ。年内はちょと無理ね」と励ましてくれるぐらいのことです。


      今週、ある保育園からゼブラパン70個の注文がありました。



      あらかじめ注文しておいたゼブラパンがレジの奥に山積みされていて、その日の支払いは他の商品と合わせて1万6千円になりました。

      レジのお姉ちゃんが、

      「キャーー!!、ねえ、いくんじゃない?、いくんじゃないの?。ねえ」

      と騒ぎましたが、暗算の苦手な人はこれだから困ります。1万6千円の買物をしても、付加されるポイントはわずか80点。累計800点にも届かないのであります。


      話は変わりますが、サンエーの買物カゴには牛乳パック15本(5行3列)がちょうど入ります。ある日私は牛乳11本を買物カゴに並べ、残りのスペースにガチャガチャと他の商品を入れました。

      レジのお姉ちゃんが、1、2、3と11本数える場合、私はどういうワケか辺土名高校を思い浮かべます。これを3×3+2と数えれば那覇高校(笑)

      その日のレジは那覇高校でしたが、こいつが3×2+2と計算し、

      レ「牛乳8本ねっ!!」

      C「ふざけんなよ」

      レ「あっ、ごめんなさい。11本でした。そんな怒んなくても・・」

      C「8本にされるとポイントが減るだろ」

      レ「えっ、そこっ?」

      C「間違えるんだったら14本にしなさい」

      レ「かしこまりました(笑)」


      保育園が今日からお休みで、残念ながら、お買物券は来年に持ち越しとなりました。

      サンエー壺川店の皆様。一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m


      愛と信頼のシステム(笑)

      0

        JUGEMテーマ:地域/ローカル


        某青果店では老夫婦とその長男、孫に私と相棒のAを加えた6人が働いています。

        企業が管理すべき資源は「人」・「物」・「金」と言われていますが、その視点で某青果店はどうなのか。

        「人」市場に仕入れに行ったAがなかなか帰って来ないが、伊奈武瀬(いなんせ)某所の木陰で昼寝をしているのではないか。では、作業日誌を書かせよう。

        「物」市場の帰り道。Aが前島近辺の八百屋に大根10ケースを横流しするかもしれん。では、入出庫の際はきちんと検品して受払表を作成しよう。

        「金」仕入全般を担当しているCが、仕入のお金をちょろまかすかもしれん。では、出納帳を作成して、現金残高に差があれば「おい、そこを動くな」ってことにしよう。

        などと考えることになりますが、某青果店にそのような帳票類は一切ございません。会計的には原始の海。


        本来、こうした管理業務は商売繁盛、五穀豊穣、子孫繁栄を目指すものですが、それらにさほどの興味が無い場合、従業員の悪さ防止みたいになってしまいます。

        そこで、経営者たるお父さんの選択肢は二つで、従業員を完全に信用するか、手間がかかる管理業務を行うか。そこでお父さんは前者を選びます。

        お父さんは中央卸売市場の理事長を務めたほどの人ですから、そのあたりの割り切りは見事でありまして、私やAも「しょうゆうことなら」と自らの良心に従って仕事に取り組んでおります。

        これを「愛と信頼のシステム」と呼びます(笑)

        まあ時々、お母さんが「遅いけど、どこ行ってた」とか、「今日仕入れた人参は全部で何ケースね」とか、「昨日の仕入の清算がまだでしょ」とか言うことがありますが、彼女は社会経験が少ないためこのシステムを理解していないのであります。


        そこで思い浮かぶのがこの男。



        こいつは「愛と信頼のシステム」を全く理解できていない。

        そのとばっちりを受けたのがこのお方。



        今後、将棋連盟は、対局中のスマホ禁止とか対局施設からの外出禁止とか、しょうもないルールを決めるんでしょうね。

        これまで棋士は神だったのです。相手の棋士に対する深い尊敬と信頼のもとで対局が行われていたのです。

        それをまあ、簡単にあきらめちゃって。今後、神々は俗化の一途をたどることになるでしょう。これまで誰も手を触れなかったトリガーを、引いてしまった自覚があのメガネ君にはあるのかな。

        「馬鹿なの?」と言いたい。


        「あら、オチはそんな話なの?」って、はいそうです(笑)


        沖縄のチントゥーイ

        0

          JUGEMテーマ:地域/ローカル


          今朝、保育園の調理師が見せてくれたチントゥーイ。



          見た目は洋梨に似てますが、良く見れば瓜。沖縄では瓜をウイと発音します。

          モーウイ(赤瓜)や、



          シブイ(冬瓜)。



          いずれも、名前にウイが入ってますね。

          チントーウイを本土では隼人瓜、千成瓜と呼ぶそうですが、私は食べた記憶がありません。



          クセのある味でサラダには不向き。酢の物や漬物にするそうです。調理師には漬物にしたら食べさせてくれと頼んでおきました。


          「だいじょうぶさぁ〜沖縄」とは言えない

          0

            JUGEMテーマ:地域/ローカル


            イスラム国によるテロが、一昨日の夜、北谷町美浜で起きるとデマが流れ、それがSNSで拡散したため、ちょっとした騒ぎになりました。


            テロが起きていれば、情報を拡散した人達は被害を食い止めたことになったんでしょうが、問題はその情報源です。ネットで得られるような情報に悪乗りし、むやみに拡散することはやめろと言いたい。

            デマを拡散した人達はその反響の大きさに驚き、ツイートを削除したり、アカウントそのものを消したりして、証拠隠滅に必死なようですが、そんなことなら最初からじっとしとれって話です。


            米軍基地が集中する沖縄は、テロリストから見れば米国の飛び地のようなもの。9.11の後、深刻な風評被害を受けました。

            その頃の沖縄は官民あげてこんなキャンペーンをやってましたね。



            私はちょうど沖縄に通い始めた頃でしたから「言われんでも行くわっ!!」と思ってました。ところが、改めてこのステッカーを見ると当時とは受け止め方が随分違います。

            何が大丈夫なのか、当時も今も、その根拠を示すことは誰もできないでしょう。つまり大丈夫とは言えないってこと。テロが起きると言う嘘も、起きないと言う嘘も、罪の重さは同じです。


            当時はテロの標的になるとすれば米軍で、沖縄はその巻き添えを食った立場でしたが今は違います。平和安全法制の成立、南スーダンなどのPKOとそれに伴う駆け付け警護など、今や日本がテロの標的になる要素は充分にあります。

            四方を海に囲まれた沖縄はテロリストの浸入が容易で、テロにうってつけの施設が沢山できました。沖縄はますます「だいじょうぶさぁ〜」などとは言えなくなっています。

            今回のデマが拡散したことは、沖縄県民がテロに対するリアリティを少なからず持っていると言って良いかもしれません。


            今日、笑った話

            0

              JUGEMテーマ:地域/ローカル


              (1)スーツ姿のオヤジ

              マックスバリュのセルフレジにやってきて、

              「なんだ、誰もいないじゃないかっ!!」

              「いったい、どうなってるんだっ!!」


              (2)可愛い箱

              数週間前のこと。私がカマボコ屋へ空き箱を運ぼうとすると、某青果店のお母さんが、

              母「あっ、パプリカの箱はこっちに置いといてちょうだい」

              使いみちは無いのに、箱が可愛いんでしょうねぇ。



              そして今日。

              母「この箱も運んでちょうだい」

              ホコリまみれになった箱を壊す私。

              母「あっ、何してるっ!!。もったいないでしょ!!」


              (3)壺屋のヤチムン

              相棒のAが何やら含み笑いしながら帰ってきました。

              C「おっ、どした?」

              A「しょれがよ・・・」

              Aの長い話を3行にまとめると、

              1.市場のオバさんが壺屋でヤチムン(上等)を買ってきた

              2.袋の底が抜けてヤチムンが割れた

              3.ハーッシ


              農連市場で最後のXmas

              0

                JUGEMテーマ:地域/ローカル


                農連市場でXmasの飾り付けが終わりました。



                予算ゼロで、あるものを集めた飾り付け。その量が家庭用ツリーの一本分ほどしかないので、やや(笑)閑散としています。

                オバぁ達のゆくい処。その頭上のイルミネーションは点滅しているような、いないような。


                Xmasの実行委員みたいな人達がいまして、今週からサンタに扮して仕事中。



                扮すると言っても、帽子と髭が用意されているだけで、赤い服は自前です。

                そして、頭上にもサンタ。




                私が農連市場に来て5度目のXmasですが、こうした飾り付けの記憶がありません。私が気付かなかっただけで、今年は念入りに飾り付けしたことで気付いたのか。

                パレットくもじ前のツリーのような派手さは無いけれど、それをショボイと言わず、「わびさび」の美意識と言っていただきたい(笑)

                農連市場の皆さんは、静かに、それぞれの想いと共に、最後のXmasを迎えています。


                と、投稿しておけば「じゃあ、早起きして市場に行ってみる?」ってなる?(ならんか)(笑)


                組踊「執心鐘入」のキャスト

                0

                  JUGEMテーマ:地域/ローカル


                  国立劇場おきなわの組踊公演。新年の幕開けは「執心鐘入」です。農連市場の佐辺昆布店にもポスターが貼られていました。



                  立方(宿の女)が宮城能鳳さんで、地謡(歌三線)が西江喜春さん。沖縄が誇る二人の人間国宝が主役を務めます。

                  あら、そしたら良和君はどうすんのか。キャストを見ると鬼女(鐘入) 佐辺良和となっていました。

                  C「おおっ!!。変身前が能鳳さんで、鬼になったら良和君ってことか。よくやらせてくれたなぁ。こりゃあ凄い」

                  佐辺母「違う違う(笑)。能鳳先生が鐘にぶら下がるわけにいかないから、そこだけ良和がやるのよ」

                  C「ありゃ、そうなんや。つまり代役って言うかスタントマンか。酷いな(笑)」

                  佐辺父「相手は人間国宝だからね」

                  C「『あんたは人間国宝じゃないからぶら下がりなさい』って言われたか」

                  佐辺母「あなたっ!!なんてことを(笑)」

                  C「じゃあ、能鳳さんが『あなたはオジぃだからやめておきなさい』って言われたことにしとくか。良和君は喜んでやるんやろな」

                  佐辺父「まっ、そういうこと」

                  佐辺母「良和の(沖縄の)舞台は全部観てるけど、今回はやめようかな」

                  C「確かにね。でも、世代交代の始まりって感じでいいんじゃないの、ねぇ」


                  10年前、宮城能鳳さんが人間国宝の指定を受けたのは68歳の時でした。良和君はまだ36歳だから30年以上先の話です。

                  良和君が人間国宝に指定されたらお祝いしないといけないなと思いましたが、その頃私は生きてないのでした。だめじゃん(笑)


                  フラッシュモブは感動的か?

                  0

                    JUGEMテーマ:/ローカル


                    ここはオランダの某所。路上に帽子を置いて初老の男性が立っています。



                    彼が歌う曲は「You Raise Me Up」。



                    この映像はYouTubeにアップ後1年で、100万回以上再生されているようです。(→YouTube)

                    私はこれを気に入りまして、このところよく聴いてます。記憶力の衰えが顕著な59歳ですが、歌詞を覚えてしまいました(笑)


                    どこがそんなに良いのかを考えてみれば、まず、男性(MARTIN HURKENSさん)がプロのオペラ歌手であり、演奏や撮影もプロの仕事に見えること。ひょっとすると観衆の一部に、役者が混ざってるかもしれません。

                    アイルランド民謡風の旋律が素敵です。映画「ナビィの恋」で山里勇吉が唄う「ロンドンデリーの歌」に涙した私ですから、気に入るに決まっています。オランダの古い街並みと小雨に濡れた石畳。「Raise Up」してもされてもいい気持ちです。

                    オジぃがいきなり歌いだし、それが予想外に上手くて居合わせた人達が驚いたって設定ですが、実は、プロモーションビデオと同等の費用や手間をかけた映像で、そのクオリティはかなり高いと言えるでしょう。


                    「フラッシュモブ」でYouTubeを検索すると、同様な映像が沢山ヒットします。

                    空港ロビー、大学の食堂、結婚披露宴など様々なシチュエーションで、いきなり歌やダンスが始まります。

                    最近は、結婚披露宴で行うフラッシュモブが流行りだそうで、ホテルのスタッフ(に扮したプロ)が、予想できないタイミングで歌やダンスを始め、出席者を驚かせます。それを専門に行うプロダクションがあるそうで、料金は20万円〜30万円とのことです。

                    ところが、プロダクションがピンキリで、下手なところに依頼してしまうと、歌もダンスもダメダメで拍手もまばら。それでは座がシラけてしまい逆効果です。いきなり始まるところ(つまりサプライズ)は確かに重要な要素ではあるけれど、結局、クオリティが高くなければ人を感動させることはできないってことですね。


                    話の真偽は不明ですが、ある結婚披露宴で、新婦は「過剰な演出やサプライズは不要で、親しい人達に普通にしみじみと祝って欲しい」と考え、新郎にもそれを伝えていました。

                    ところが、新郎が新婦に内緒でフラッシュモブを仕掛けてしまったのですね。涙する新婦と、それを感動したと感違いする新郎。新郎の笑顔を見た新婦は離婚を決意したそうです。そりゃそうですよねぇ。


                    自宅のリフォームを建築士(タクミ)に依頼する番組がありますね。新居に帰って来た家族が感動し、涙するやつ。

                    あれは上手くいったから放送されているわけで、その陰には放送できなかった例もあるのが普通です。番組の構成上、施主は図面や建設途中の自宅を見れず、完成した我が家を見た施主が激怒し、訴訟になったこともあるそうです。

                    フラッシュモブ(サプライズも)は相手に感動を強いる行為と言えます。状況をきちんと考えることが大切で、人を感動させるだけのクオリティが必須と言えそうです。


                    また、こいつか

                    0

                      JUGEMテーマ:地域/ローカル


                      半年ほど前に、こんな投稿をしました。

                      頭、どうかしてんじゃないの?




                      こいつが、また同じようなことを言ってます。



                      この度のオスプレイの事故を「一件の飛行事故」と言うのですから、こいつのロジックに従えば「那覇空港で飛行機が着陸に失敗したら、空港を撤去せよと言うのか」ってなるのでしょう。

                      また、「移設阻止」を訴えることのどこが法治国家の破壊になるのか、さっぱりわかりません。

                      最高裁の判決(来週ですが)が沖縄県敗訴であったとしても、それは仲井真前知事が承認した辺野古埋め立て申請を翁長現知事が取り消したことが無効になるだけ。

                      移設阻止を諦める必要はさらさらありません。


                      このような幼稚な言説を、多くの人が絶賛していることが、まったく情け無い。

                      こいつは、沖縄の基地問題をきちんと理解していない人が、いかにも喜びそうな内容を実によくわかっていて、そこに合わせた発信をしてます。それが商売ですからね。

                      彼を絶賛している人達の幼稚さがうかがえるというものです。


                      calendar
                          123
                      45678910
                      11121314151617
                      18192021222324
                      25262728293031
                      << December 2016 >>
                      プロフィール
                      profilephoto


                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
                      沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@yahoo.ne.jp)
                      Twitter
                      お勧めの本と映画
                      selected entries
                      categories
                      archives
                      recent comment
                      recent trackback
                      profile
                      search this site.
                      others
                      mobile
                      qrcode
                      powered
                      無料ブログ作成サービス JUGEM