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「なんやねん」
このドラゴンは、福州園のやや県庁寄りにいます。
10年ほど前、交通量の多い市道が改修され、歩道がつきました。その際、その市道を「くにんだ(久米)なかみち」と命名し、入口に龍を置いたんです。
真正面から見ると「なんやねん」ですが、横から見れば確かに龍。
長さ300mほどの市道で、左側が歩道です。歩道のピラピラと白い部分は龍の胴体および尻尾だと思います。
歩道には、このようなポールや、
ベンチが置かれ、
それぞれに龍が彫られています。
そして、十字路には撫子(ナデシコ)や、
水仙が描かれています。奥の建物は「四つ竹」久米店。
以前投稿しましたが、久米の旗頭は撫子、水仙、サーフンユーチ、青龍刀の4本です。
こちらが、サーフンユーチ。斧鉞(マサカリ)です。
久米の中央を貫く久米大通り(くにんだうふみち)。かつては通りの東西に大きな門がありました。東門が久米大門、西門が西武門。
4本の旗頭は、東門地区の2本と西門地区の2本に分かれていて、それぞれの一番旗が戦旗(いくさばた)、二番旗が花旗と呼ばれています。東門の戦旗が青龍刀で花旗が撫子、西門の戦旗がサーフンユーチで花旗が水仙。
もう1ヶ所の十字路に描かれているのが令将旗(ムーチャンチー)。
先ほどのサーフンユーチの写真に、三角形の旗が写ってますね。あれです。
さて、300m歩くと、こちらの端にも標識があり、
そのてっぺんにはこんなものがありました。
これは、中国の神話に登場する四神です。「玄武」「青龍」「朱雀」「白虎」は四方の守り神。戊辰戦争で会津藩が組織した玄武隊、青龍隊、朱雀隊、白虎隊が有名ですね。
あっ、そうそう。歩道にこんなプレートが、私が数えたところ5枚ありました。
「昔、久米村は風水によって龍脈を基本に作られた。」
つまり、久米全体が龍ってこと。
簡単ですが、以上です(笑)
くにんだなかみちと言っても、区画整理をした後の市道をそう名付けただけですからね。単なる市道に歴史はありません。
だから、ちょっと、まあ、投稿しててつまんないんですよね。