(1)上手く言っておく
某青果店は店舗の一角を弁当屋に貸しています。お父さん(86)が市場の再開発がらみで、そこのネェネェに伝えたいことがあるらしく、お母さん(81)と相談中。
母「わかった。でもそれをアンタが言ったらダメ。私がカドが立たないように、上手に話しておくから黙っていなさい」
ほ〜。信じられんが、お母さんもやる時はやるのか?
お父さんは外出し、弁当屋のネェネェが帰って来て、お母さんが呼び止めました。さあ、お母さんがどんな風に話すのか。
思わずワクワクしましたが、結局、お父さんから聞いたまんまをネコナデ声で話しただけ(笑)
_| ̄|◯
ダメじゃ〜ん。
お父さんが帰ってきたら「私から上手く話しておいた」と言うんだろうなと思ったら、その通り。
金婚式をとっくに済ませたこの夫婦。「そうね、ありがとう」と答えたお父さんは神ですわ。
(2)チョコベビーの注文
ある保育園からチョコベビーの注文がありました。
注文数は280粒(笑)
ケーキか何かに乗っけるんでしょうね。園児が140人だから280粒。隣の菓子屋へ行くとオヤジは昼寝中でした。
C「はい、注文よ」
オ「うっ、なんね」
C「明後日、チョコベビーを280粒お願いね。じゃあ、それで」
オ「ちょ、ちょっと待て。何粒入ってんのかわからんさ」
C「菓子屋のオヤジが知らんことを、八百屋のオヤジは知らんだろ(笑)」
オ「前に同じようなことを言われて、一つ割ったわけよね。どこかに書いたけどな。どこだったかな」
C「パッと見た感じ100粒かな。そうなら3コ。80粒なら4コ」
オ「じゃあ4コあげて、代金は3コでいいさ」
C「おう、1コ割ったら同じやもんな」
オ「(笑)」
後でメーカーに確認したら、1コに122粒入ってるそうです。オヤジには、ちょっと経ってから教えたるか(笑)
(3)「こんだけグヮね」と言いなさい
カマボコ屋のトモコオバぁは、いつも釣り銭を多めにくれます。仕入れた額にもよりますが、お釣りが350円なら500円。
それはありがたいのだけれど、私の喜びようが足らないと機嫌が悪いので困ったものです。
昨日は「お釣りは合ってるね?」とわざわざ確かめさすので、「はい、充分でございます」と答えましたが、それでは気に入らない様子でした。
そして、今朝。
ト「お釣りをちゃんと見なさいよ」
C「こりゃあ、ちょっと足らんな」
ト「アハハ、こいつよ。そんな時は『こんだけグヮね?』と言いなさい(笑)」
私が喜べば喜び、不満そうにすればもっと喜ぶ。
トモコオバぁと私は親子の年齢差は無いはずですが、オバぁの心境としては私は子供、もしくは孫なんでしょう。
さて、明日はなんて反応しようか。これを考えるのが、ちょっとめんどくさいのよのね、実は(笑)