沖縄県はどんな準備をしてきたのか

0

    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    沖縄県が行なった、普天間飛行場の辺野古移設に関わる埋め立て承認の撤回。その効力を失わせる執行停止を石井啓一国土交通相が決めました。沖縄防衛局は工事を再開し、年内にも本格的な土砂投入を行う方針です。

     

     

     

    写真は「怒りを禁じ得ない」などと記者に答える玉城知事。

     

     

    これは3年前に翁長知事が埋め立て承認を取り消した時に通った道。今後、沖縄県は総務省の「国地方係争処理委員会」に審査を申し出ることになります。それで結論が変わらなければ訴訟。

     

    「怒りを禁じ得ない」のは当然として、沖縄県はどう動くのか。 

     

     

    沖縄県には戦略が無いんでしょうか。だとすれば、この3年間、いったい何をやってたんだと言いたくもなります。

     

    翁長知事の時と同様に、沖縄県民は「詰将棋」の解説を聞かされることになるんでしょうか。こんなことで「やれることはすべてやったが万策尽きた」などと言って欲しくはありません。


    惣菜屋のオバハンは気迫が足らんな

    0

      JUGEMテーマ:地域/ローカル

       

      惣「Cさん。先週が誕生日だったんでしょ?」

       

      C「おう」

       

      惣「カオリにケーキを作らせたら良かったさ」

       

       

      C「あのケーキを貰う人は5歳より下やで。俺は61っと。アハハ」

       

      惣「でも、貰ったら嬉しいでしょ」

       

      C「そりゃあ嬉しいけど、誕生日は終わったからな」

       

      惣「そんなのいいじゃない。ここで皆んなで食べたらいいさぁ」

       

      C「あのケーキはいくらで引き受けてんのかな」

       

      惣「さぁ、知らないけど、Cさんだったらお金は取らないはずよ」

       

      C「そうなると、頼みにくいわけよね」

       

      惣「あっ、そうかぁ」

       

      C「また来年な」

       

      惣「う〜ん。仕方ないわね」

       

       

      仕方はあるやろっ!!(笑)

       

      このオバハンは気迫が足りません。カオリちゃんが代金を受け取るかどうかが問題じゃないのよ。

       

      「あっ、カオリね。先週、Cさんが誕生日だったのよ。そうそう、遅いんだけど。貴女、ケーキを作って市場へ持って来てくれる?。妹とCさんと4人で食べましょ。代金は私と妹が払うから。何言ってるの払うわよ。あっ、じゃあ材料費を払うから、それでいいの?。スパイダーマンが気に入ってたみたいよ。そうねぇ、土曜日にする?。わかった。じゃあお願いね」

       

      上手くいくじゃんか(^^)


      何で「兼城十字路バーガー」なんだ?

      0

        JUGEMテーマ:地域/ローカル

         

        南風原町商工会は、地元中学生グループが提案したハンバーガーを、ご当地バーガーと認定し、お笑いコンビ「ハンサム」の仲座健太さん(南風原町出身)が「兼城十字路バーガー」と命名しました。

         

         

        地元産の卵(目玉焼き)や豚(ベーコン)、カボチャ(ペースト)を使っているのが特徴で、今週末開催の「はえばるふるさと博覧会」で試験販売されるとのこと。

         

        南風原町特産のカボチャを使ったハンバーガーがどんな味わいなのか、是非、食べてみたいと思います。

         

         

        それにしても、何で「兼城十字路」なんだ?(笑)

         

        まず仲座さんは「人が『何だろう?』と思うような名前にしたかった」と。確かに「何だろう?」と思いますから、これは成功です。意表をついてますよね。

         

        さらに仲座さんは「兼城十字路は町内はもちろん、町外の人も馴染みのある、南風原町の代表的な場所だ」と。

         

        う〜む。これがどうなのか?

         

        確かに兼城十字路は南風原町の地理的な中心にあり、近くに町役場もありますから、町内で知らない人はいないでしょう。ところがそれを、町外でも「馴染みがあるに違いない」と思い込んでるあたりが南風原"愛"なのよねぇ(笑)

         

        これは、意表をついた上でクスッと笑わせる、仲座健太のセンスの良さと解釈しましょう(^-^)v

         

         

        首里の南の農作地帯に11のシマ(集落)が点在していて、それを束ねたのが南風原町。だから、町の中心が無いのよね。人が集まるところを町の中心と呼ぶのなら津嘉山でしょう。

         

        津嘉山中心説を裏付ける情報があります。南風原町のスーパー名を並べてみると、

         

        イオン南風原店(宮平)

        丸大南風原店(宮平)

        かねひで南風原店(兼城)

        マックスバリュ一日橋店(兼城)

        サンエー津嘉山シティ(津嘉山)

        ユニオン津嘉山店(津嘉山)

         

        もう、一目瞭然。イオン、丸大、かねひで、マックスバリュは「兼城や宮平では分からんよ」と考えています。特にマックスバリュ一日橋店は、隣町とは言え那覇の一日橋を名乗ってるところから、兼城から距離を置き、那覇にすり寄る姿勢がうかがえます。

         

        その点、サンエーやユニオンは、津嘉山がシティかどうかは別ですが、「津嘉山で分かる」と考えてるってこと。

         

        そこをあえて、兼城(カニグシク)にすることで、仲座さんはクスッと笑わせようとしてるに違いありません(笑)

         

         

        もう一つ。沖縄では幹線道路がクロスする場所を交差点とは呼ばず、十字路と呼びます。与儀十字路、コザ十字路などなど。だから私は常々、久茂地交差点を苦々しく思っていて、なんとかヤマト風にしようとするところに、マックスバリュ一日橋店と似た動機を感じます。

         

        その点、兼城十字路バーガーは名前にちゃんと十字路を入れているので、沖縄風。

         

         

        まとめますと、兼城十字路バーガーは、意表をついた名前で、クスッと笑わせるし、沖縄の雰囲気もあるし、素晴らしいネーミングです(笑)

         

        本部(ムトゥブ)のワタリグチ君。「分かるよねぇ」(笑)


        船増原の水路(3)

        0

          JUGEMテーマ:地域/ローカル

           

          水路の水源を船増原公園付近と予想しましたが、それは外れ。水源は城岳の丘ではなくて与儀の丘でした。

           

          では、開南本通りまで戻って、水路の下流を辿ってみましょう。開南本通りを横切った先(写真では手前)は見るからに暗渠。天井のコンクリートが路面より高くなっています。

           

           

          暗渠は神原中学校横の一方通行に向かいます。

           

           

          水路が現れました。一方通行の道路下をくぐって、消防署の地下に繋がっています。ここから先はコンクリート管のようです。

           

           

          このコンクリート管が直進していれば、消防署と神原中学校の地下を抜け、ガーブ川へ合流するはず。

           

           

          はい、ガーブ川へ来ました。ひめゆり通りに架かる橋は四条橋です。

           

           

          余談ですが、与儀公園内のガーブ川に架かっている橋は三条橋と二条橋です。その上流に一条橋があるのかどうかは知りません。また、四条橋の下流は神原橋なので五条橋はありません。従いまして、沖縄に浦島太郎みたいな人はいましたが、牛若丸はいません(笑)

           

           

          四条橋から見下ろすと、ガーブ川に流れ込むコンクリート管が見えました。ひめゆり通りとの位置関係を考えると、船増原の水路に間違い無いでしょう。

           

           

           

          琉球王朝の時代、現在の農連プラザ一帯は海で、奥深い入江でした。その入江の最深部にガーブ川が流れ込んでいて、その場所は現在の与儀公園付近だと思われます。

           

          そして、ガーブ川から分岐したか、もしくは別の水源を持つ川があり、入江の南岸、船増原で海に流れ込んでいました。場所は現在の与儀十字路のあたり。近くにはケーシンダーと呼ばれた山原船の発着場がありました。

           

          このあたりの理解を深めるためのヒントは、船増原とケーシンダーの名前の由来にありそうです。近々調べて、この話の続きを投稿します。

           

           

          「なんだよ。そこまで調べてから投稿しろよ」とのご意見もありましょう。

           

          疑問を持つことは大変意味のあることで、沢山ある疑問の上にプカプカ浮かんでる状況を私は好きです。ある日、何かのきっかけで疑問の一つが解消した時、バババッといくつもの疑問が連なって解決することがあり、それがもう快感で(笑)。

           

          小学校の先生に「疑問に思ったら、その都度、解決しなさい」と教えられましたが、私の沖縄生活においては、それではちょっともったいない気がします。

           

          (終わり)


          船増原の水路(2)

          0

            JUGEMテーマ:地域/ローカル

             

            昨日投稿した、開南本通りを横切る船増原の水路。何千回も通ってる道なのに、初めて気付くという(笑)

             

             

            うちなーんちゅさんとのやり取りで、この水路は船増原公園あたりに源流(?)があるのではないかと予想しました。

             

            船増原公園は実に地味な公園で、人が遊んでいるのを見たことがありません。城岳の丘の中腹にあるので、かつてはそこから入江に浮かぶ山原船を眺めることができたかもしれません。船増原の原名(ハルナ)を残していることは実に意味があります。

             

             

            与儀大通りと与儀市場通りの間には、何本もスージが通っています。

             

            与儀市場通りから眺めた一本目。突き当たりが与儀大通りで、その向こうに那覇署。

             

             

            おおっ、ここにも橋が。これで橋なんて生意気です(笑)。奥に見えるのは与儀十字路の歩道橋。

             

             

            そして、橋の上から上流を見れば、突き当たりのオレンジ色の建物まで水路が続いていました。

             

             

             

            二本目のスージ。開南薬局の北側です。

             

             

            さきほど見えたオレンジ色の建物の敷地から暗渠になってました。ブロック塀下部の隙間から水路を覗けます。

             

             

             

            三本目のスージ。下り坂が与儀大通りの手前で登り坂に。大雨の日、ここに水が溜まります。

             


            暗渠が続いていると思いますが、念のために奥に入ってみましょう。

             

             

            おおっ、再び水路が現れました。水路は与儀大通り方向にカーブしています。これは予想外でした。

             

             

             

            四本目のスージは与儀十字路から一つ南の信号に出ます。世界で5人くらいしか興味が無さそうな投稿は続きます(笑)

             

             

            水路は住宅の脇を抜け、与儀大通りに入ってました。

             

             

            与儀大通りを渡って振り返ります。赤い自動販売機の後ろ。フェンスの向こうが水路です。

             

             

             

            与儀大通りの地下を横切った水路は、那覇署の駐車場に消えてゆきました。赤十字病院のあたりまで探してみましたが、水路は現れませんでした。

             

            (続く)(笑)


            船増原の水路(1)

            0

              JUGEMテーマ:地域/ローカル

               

              ここはモノレール壷川駅と奥武山公園を繋ぐ北明治橋。橋のたもとに案内があり、那覇は島でしたとか、奥武山は島でしたとか書いてあります。

               

               

              そこに、昔の那覇の地形図があります。長虹堤築造以前の、まったく埋め立てがされてない時代の那覇です。

               

               

              国場川から城岳の丘を越えた先がガーブ川。ガーブ川には広い河口があったことが分かります。農連プラザのあたりでも、満潮時にはガーブ川は逆流してますから、河口と言うより奥深い入江と言って良いかもしれません。入江の入口は十貫瀬。十貫瀬がピンと来ないのなら、ジュンク堂書店のあたりです。

               

              その入江には山原船が入り、入江の奥にはケーシンダーと呼ばれた船着場がありました。現在の与儀十字路あたりです。

               

               

              与儀十字路の歩道橋から開南本通りを眺めてみましょう。

               

               

              道路の左側は城岳の丘の麓で、古い地名では船増原。右側はかつての入江ですから、開南本通りは昔の海岸線を走っていることになります。

               

              船増原やケーシンダーの名前の由来や、両者の関係は不明ですが、開南本通りの右側(北側)に、係留中の山原船を想像したとしても、間違いとは言えないでしょう。

               

               

              古波蔵十字路から安里に向かって与儀大通りを車で走ってるところを想像して下さい。旧農協会館前の坂を登ったところが楚辺の信号です。そこから与儀十字路までは緩やかな下り坂。与儀十字路を通過する時には「ブクブクブク」と声を出しましょう。

               

              与儀十字路を過ぎると、与儀大通りはひめゆり通りに呼び名が変わり、壺屋の信号の先までは緩やかな登り坂。壺屋の信号を過ぎたあたりで「プファ〜」と声を出しましょう。ほら、かつての海(入江)を実感できたでしょ?。できんか(笑)

               

               

              なんでこんなことを投稿してるのかと言いますと、読者のうちなーんちゅさんからコメントをいただきまして、船増原の与儀市場通りと与儀大通りに挟まれた場所が窪地になっていて、大雨が降ると水に浸かってしまうが、それは何故かと(笑)

               

              そんなことを疑問に思う人は世界に5人くらいしかいないでしょう(笑)

               

               

              そこで、現地に行ってみたら川があったんですよ。川と言うか水路。上の写真のバイクの位置から城岳方向を見れば、ほら。

               

               

              手前の手すりは紛れもなく橋の欄干です。知らなかったでしょ。私も知りませんでしたが、開南本通りには橋があるんですよ。


              川の左手。与儀十字路のバイク屋は移転しまして、更地になってます。

               

              (続く)


              今朝の農連プラザ

              0

                JUGEMテーマ:地域/ローカル

                 

                今朝6時半の農連プラザ。この中には「やがてオバぁ」を含めると、約百人のオバぁが詰まってます。

                 

                 

                 

                (1)カマボコ屋

                 

                C「明日はチキアギ2枚ね」

                 

                ト「たったのターチね?。アチャーから、ターチでは売らんよ」

                 

                C「ワラバーかっ!」

                 

                ト「ババアって言うなぁ」

                 

                C「今のはワラバー」

                 

                ト「あぁ、そうね(笑)」

                 

                 

                (2)魚屋

                 

                魚「白イカ8,990円で、お釣りが1,990円」

                 

                C「そんなにはいらんで。1,010円」

                 

                魚「じゃあ、はい1,010円。えっ?。ちょっと待ちなさい。8,990円だから、あぁ、1,010円ね。はい1,010円」

                 

                C「あら、またくれんのか」

                 

                魚「えっ!!」

                 

                C「えっ!!(笑)」

                 

                 

                (3)豆腐屋

                 

                C「お金をここに置くよ」

                 

                ヨ「じゃあ、領収書を書くからちょっと待って」

                 

                客「え〜、ヨシエさんっ!!」

                 

                ヨ「なぁに?」

                 

                客「さっき、お豆腐3丁って言ったけど、2丁半にしてちょうだいっ!!。2丁半!!」

                 

                ヨ「はい、2丁半。明日ね」

                 

                客「あっ、こっちのニィニィを先にやってあげなさい」

                 

                ヨ「それから何?」

                 

                客「もう終わり」

                 

                C「終わりかい(笑)」

                 

                 

                (4)某商店

                 

                オ「幸之助君を悪く言わないよ。あれは相手から喧嘩売ってきたんでしょ」

                 

                C「違う」

                 

                オ「なんで分かるっ!!」

                 

                C「俺の知り合いがたまたまそこにいて、全部見てた」

                 

                オ「えっ!!」

                 

                C「動画に撮ってれば高く売れたのにな。先週の週刊誌に載ったのは知ってる?」

                 

                オ「えっ?。どうしたの?」

                 

                C「知らんでいい」

                 

                オ「言いなさい」

                 

                C「アハハ。『悪く言わないよ』って言うといて」

                 

                オ「じゃあ、自分で見るからいいさ」

                 

                C「(^^;;」


                ストーカーなのか、五つ子なのか(笑)

                0

                  JUGEMテーマ:地域/ローカル

                   

                  神里原で軒を並べる2軒の八百屋。

                   

                   

                  八百屋同士で仕事も同じなので、出かける先も似たようなもの。それにしても、隣のコーちゃんやNさんとは、あちこちで遭遇します。

                   

                  コーちゃんは、東風平や豊見城のマクバに突然現れたり、「さっき壷川マクバで見かけましたけど、Cさんがこわい顔をしてたんで、声をかけれませんでしたよ」などと言うてます。

                   

                  一方のNさんは、バイクで信号待ちをしていると真横に現れたり、逆に、私が信号で停まったら、そこにいたり。一日橋マクバのケーキ屋に現れたり。

                   

                  それから、国場から乗ったバスが混んでいて(東陽バスなのに)、後ろのほうに一つ席が空いていたので座ろうとしたら、その横に座って、ニコニコと手を振っていたのがNさんでした。つまり、生活圏も重なってるのよね。

                   

                   

                  さて、昨日私は城岳サンエーで仕入れを済ませ、2番レジで支払いをしていたら、向かいの1番レジにいたのが、またしてもコーちゃん。こいつは四角い顔をこっちに向けて、私が気付くまでジーっと私を見ています。それで私が気付いたらニカッと笑います。

                   

                  コ「Cさん、いいかげんでストーカーはやめて下さいよ」

                   

                  C「どっちがじゃ。先週は滅多に行かない三原の給油所に、いきなりNさんが現れてから。あれは驚いたな」

                   

                  コ「Nさん、何か言ってました?」

                   

                  C「『どっちも五つ子じゃないかしら』とか、難しいことを言うとったで」

                   

                  コ「アハハ。じゃあ、お先に。もうついてこないで下さいよ」

                   

                   

                  そして駐車場に戻ったら、待っているのがこのオンボロワゴン。

                   

                   

                  既に地球を6周し、7周目に入りました。

                   

                  そこで、「はっはぁ、こいつかぁ」と気付いたのでした。つまり、こいつが停まってると、「私はここにいますよ〜(^-^)v」と言うてるようなもん。昨日、コメントをくれた"実家が古波蔵さん"もそんなことを言ってました。

                   

                  それで、コーちゃんやNさんは、そこに私がいると知ってるのよね。こいつは目立つからなぁ。もしかしたら、那覇で一番ボロいワゴンなのか?

                   

                   

                  城岳サンエーから店に帰ろうとしたら、燃料がありませんでした。それで与儀の給油所に寄ったら、軽トラが停まっていて、

                   

                  「なんだよこいつ、もっと前に停めろよ」

                   

                  と思った時に、妙な気配が(笑)

                   

                   

                  よく見れば、荷台の奥の窓から、四角い顔がこっちを向いていました。そして、私が気付くのを待って、ニカッと笑うのでした。


                  沖縄のお祭り「うるま祭り」(2)

                  0

                    JUGEMテーマ:地域/ローカル

                     

                    うるま祭りの人気プログラムの一つが、サブステージで開催される「沖縄ニービチ余興王決定戦」。

                     

                    沖縄の結婚披露宴に欠かせないのが余興です。カラオケを歌ってお茶を濁すって訳にはいかないので、ウチナーンチュは会社を休んで練習します。

                     

                     「沖縄ニービチ余興王決定戦」はそのニービチ余興そのまんまを、祭りのステージで披露するもの。ちゃんと予選があります。

                     

                    司会はうるま市出身の芸人「さんさんず」。

                     

                     

                    出演者に向かって「え〜っと。これでよく予選を通りましたね」。審査員に向かって「では、今日の審査員で唯一まともそうな、イオン具志川の○○店長。いかがでしたか?」(笑)

                     

                    地元同士ですから「ここまでは言っても大丈夫」って距離感が分かってるんですね。

                     

                     

                    笑ったのは闘牛の勢子が発するヤグイ(掛け声)のモノマネ。

                     

                     

                    YouTubeにヤグイの動画がありました。

                     

                     

                    常にヤグイを出す勢子がいれば、ジーっと黙ってて、ここぞで出す勢子もいます。

                     

                    それを、一人一人

                     

                    「はい、次は○○闘牛場の○○○○!!」

                     

                    と勢子の名前を出してマネるんだけど、その勢子を知らなくても面白い(笑)。観客の反応も良く、本当にニービチ余興の雰囲気でした。

                     

                    こんな地域密着型のお祭りに参加すると、会場が盛り上がる度に、この街に住む自分を想像するのよねぇ。

                     

                     

                    ちょっと思い出してみると、私はこれまで次の市町村のお祭りに行ってます。

                     

                    南城市、八重瀬町、豊見城市、那覇市、与那原町、西原町、中城村、北中城村、うるま市、金武町、恩納村、東村。

                     

                    今後の狙い目は石川以北。だけど、沖縄には電車が無いからなぁ。夜9時に終わった後、那覇に帰る道のりが・・・。

                     

                    (終わり)


                    沖縄のお祭り「うるま祭り」(1)

                    0

                      JUGEMテーマ:地域/ローカル

                       

                      今日で61歳になりました。どうも、おめでとうございます(笑)

                       

                       

                      沖縄はお祭りシーズンを迎え、毎週末、島内各地でお祭りが開催されています。ナイチでお祭りと言えば、神社の秋祭りを連想しますね。ところが、沖縄の神社はお祭りをやりません。

                       

                       

                      では、沖縄のお祭りとはどういうものか。例えば、こちらはうるま市「うるま祭り」のポスター。

                       

                       

                      (1)主催者

                       

                      各市町村が主催し、オリオンビールや地元企業などが協賛します。

                       

                      (2)会場

                       

                      主催する市町村内の陸上競技場や埋立地の公園などの広い芝地が会場です。仮設ステージが設置され、会場を屋台が取り囲みます。

                       

                      車社会の沖縄ですから、会場の駐車場だけでは全然足りません。市役所や市民会館などの駐車場が開放され、お祭り会場へシャトルバスが運行します。

                       

                      入場料、駐車料、シャトルバスは無料です。

                       

                      (3)イベント

                       

                      ステージには集客能力の高いアーティストが招かれます。最近の人気はきいやま商店。その他にD-51、イクマあきら、jimama、ディアマンティスなど。地元出身者が選ばれることが多く、例えば、八重瀬祭りにはかりゆし58が出演し、司会者も同様です。

                       

                      お祭りのフィナーレは打ち上げ花火で、時刻は概ね21時頃。花火が終わると、お祭りは終わりです。

                       

                      (4)楽しみかた

                       

                      芝生にブルーシートを敷き、飲食しながらステージのプログラムを楽しみます。屋台のビールは高いので、オリオンビールの協賛には感謝しつつ、クーラーボックスを持ち込みます。

                       

                       

                      これが、市町村ごとに開催されるので、今の時期はお祭りのラッシュ。お祭りファンはプログラムを見比べながら、今週末行くべき会場を選びます。

                       

                      先週末に開催された「うるま祭り」のメインイベントは肝高の阿麻和利と龍神伝説のコラボでした。肝高の阿麻和利(短縮版)の進行に合わせて、ドラゴンや獅子、エイサーが舞いました。

                       

                       

                       

                      私は毎年、数ヶ所かのお祭りに出かけていますが、最近思うことは、那覇から離れれば離れるほどお祭りが楽しいってこと。

                       

                      那覇市のお祭りは「那覇大綱挽まつり」。他の市町村に比べて予算のかけかたが違いますから、集客力が飛び抜けてます。ところが、観客は綱引きや奥武山公園のイベントに集まってる雰囲気があるのよね。浦添市、宜野湾市、豊見城市も同様。

                       

                      その点、那覇から離れた市町村のお祭りには、地元の人たちがお祭りを楽しんでる一体感があります。

                       

                      地元出身の司会者やアーティストですから、観客の多くとは顔見知り。会場にブルーシートを敷いて模合をやってるグループいまして、司会者がステージから「○○さん。今日は模合ね?」と声をかけます。有名アーティストでも、近所の子が出演してる感覚。

                       

                      会場のあちこちで「あい、久しぶりぃ〜」と声が上がり、世間話が始まります。

                       

                      (続く)


                      calendar
                       123456
                      78910111213
                      14151617181920
                      21222324252627
                      28293031   
                      << October 2018 >>
                      プロフィール
                      profilephoto


                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
                      沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@yahoo.ne.jp)
                      Twitter
                      お勧めの本と映画
                      selected entries
                      categories
                      archives
                      recent comment
                      recent trackback
                      profile
                      search this site.
                      others
                      mobile
                      qrcode
                      powered
                      無料ブログ作成サービス JUGEM