ウチナーアスリート喜納翼さん

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    JTAの機内誌をパラパラとめくっていたら、インパクトのある笑顔が現れました。彼女は女子車いすマラソンの日本記録保持者喜納翼さん(29)。

     

     

    世界の一流選手が集まる大分国際車いすマラソン。昨年の大会は1位から3位までが世界新記録というハイレベルなレースになりました。自己ベストを大きく更新した喜納さんは、1位と8秒差の2位。彼女は間違い無く世界の頂点を狙える位置にいます。

     

     

    喜納さんの練習場所はうるま市の海中道路や沖縄市の陸上競技場。月に800kmを走ることもあるそうです。

     


    豊富な練習量に加えて、彼女のアドバンテージは海外の選手をも上回る体格(身長173cm)にあります。

     

    レーサー(競技用車いす)のホイールを回転させる際、一般的な選手はハンドリムを180度回転させる(掴んでから離すまで)ところ、腕の長い彼女はプラス30度掴んでいられるとのこと。

     

    車のエンジンに例えれば高出力、高燃費。彼女のレーサーは男性仕様だそうです。

     

     

    高校卒業までバスケットボールの国体選手だった喜納さんでしたが、大学1年の時、トレーニング中の事故で下半身の自由を奪われてしまいます。

     

    第2の人生を歩み始めた彼女を周囲の人達が支え、彼女はレーサーと共に結果を出し続けました。更に広がる応援の輪。


     

    東京パラリンピックで結果を出せば、彼女を応援する人達は世界中に広がるでしょう。彼女の第二の人生は神がかっているようにさえ見えます。

     

    まあ、神様に文句を言うのもアレですが、彼女を応援するのなら最初からそうしなさいよ。二十歳前の女の子に、いったい何てことをするんですか。まったく。


    農連市場跡地の様子

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      農連市場跡地に建設中の19階建分譲マンションと市営住宅。いずれも外装が終わり、作業は内装に移ったようです。

       

       

      湧田食品店前の路上から。左が分譲で右が市営。手前の格子風は駐車場です。

       

       

       

      次に開南本通り(仏壇通り)から。手前が市営で奥が分譲。

       

       

       

      信号のそばにあったパン屋はつい最近店を閉め、建物が取り壊されました。

       

      ありし日のル・ジョンヌ。24時間営業のパン屋でした。

       

       

       

      某青果店があった場所に来ました。神原中学校横の一方通行です。まるで屏風ですねぇ、これは。

       

       

       

      最後は与儀十字路の歩道橋から。そこにも見慣れない風景がありました。

       

       

       

      農連市場の建屋が古くなったから何とかして欲しいなんて、誰も頼んでいません。

       

      にもかかわらず、行政が動いたんですよ。頼んでもなかなか動かないことでは定評のある沖縄の行政が。

       

      簡単に言えば、行政が市場を潰して、跡地を開発業者に転売したんです。つまり地上げです。

       

       

      「都心の土地を有効活用したのだ」と言われれば、確かにそうかもしれません。

       

      ならば問いたいが、完売になった分譲マンションには人が住むんでしょうね。

       

      おもろまちの高層マンションのように、投機目的で買い占められ、窓に明かりが灯らないなんてことにはならないんでしょうね。

       

      もしそうだとすれば、いったい誰のために行政は動いたのか。何のための再開発だったのか。そこはきちんと説明してもらわないと。いい?


      沖縄のバスレーン

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        朝の古波蔵大通り。バスレーンの時間帯(07:30〜09:00)は西行きが3車線に増え、東行きが1車線に減ります。

         

         

        西行きの3車線は左から順にバスレーン、一般車走行車線、一般車追い越し車線。

         

        これを中央線変移、またはリバーシブルレーンと呼びます。

         

         

        私が走っている3車線目は通常ならば東行きの追い越し車線です。当然、路面標示は逆向き。

         

        これが、路面に色が塗ってあれば「おぉ、走っても大丈夫なんだ」と思うでしょうが、何の目印も無く走るのは不安です。

         

        ところが、どういう訳か大事故にならないんですよ。

         

        バスレーンの存続を脅かすような事故が起きたことはないし、「バスレーン時間帯に正面衝突」みたいなニュースを目にした記憶

         

         

        先日、農連プラザ横の一方通行を逆走してるオジィがいたので、私が優しくたしなめると、「それは違うよ」と笑われました。ムカつくわぁ(笑)

         

        また、右(左)折の際にウインカーを出さない人はどこにでもいますが、沖縄のオジィはウインカーを出しながら直進します。

         

        そして、3年前のこの事件。オジィが車で歩道橋を渡ろうとしたんです。笑わしてくれますねぇ。

         

        オジー、やっちまったか(笑)

         

        バスレーンの時間帯。走行できる車線が、こういうオジィの頭に入ってるはずがないと思うんですが、どうでしょう。

         

        奇跡的な偶然が重なって大事故にならないだけで、紙一重の毎日なのではないかと心配です。


        レンタカーの皆さんは気をつけて。「何とかなる」ではなくて、バスレーンのルールをきちんと理解することをお勧めします。


        神原小学校の不発弾

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          今朝、農連プラザ近くの神原小学校で不発弾処理がありました。

           

           

          体育館の建設現場で発見されたのは、米軍の5インチ艦砲弾。砲弾の直径が5インチなので、長さは70〜80cmくらい。重量は25kgほどです。

           

           

          不発弾のサイズとしては小さいほうですが、艦砲射撃で雨あられと飛んで来たのがこいつですから、地中に埋まってる数はダントツ一位でしょう。

           

           

          不発弾を処理する時間帯、付近の民家や事業所には避難指示(命令)が出ます。警察や消防が避難区域内をくまなくパトロールして、誰もいないことを確認し、それが終わるまで自衛隊は不発弾の処理を始めることができません。

           

          某青果店は避難区域内どころか、ほぼ中心部にあり、真っ先に避難しなくてはいけない立場でした。

           

          それをコロッと忘れた相棒のAが、店で人参の皮を剥いていたとしますね。「変らね。今日は誰も来ないさぁ」と思っていたら、いきなり警察が入って来て、「何してるっ!!」ってなりますね。相棒のAは人参の皮を剥いていたことを必死で説明するでしょう。

           

           

          この話はもちろん冗談です。冗談ですが、私は10人のうち8人を信用させる自信があります。それは私の話がリアルだからではなくて、「Aならやりかねない」と、聞き手が思ってくれるからですね。

           

          今日、私は休みましたが、相棒のAが店に来たかどうか、明日の朝、確かめてみます。

           

          冗談にならなかったら、一緒に笑いましょうね(笑)


          金城町石畳道周辺の文化財(4)

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            金城町石畳道周辺の各文化財にはこんな地図が置かれています。

             

             

            地図の上が金城ダム通り(坂下)で、下が赤マルソウ通り(坂上)。坂の上下を間違えなければ、この地図で充分周れます。

             

             

            金城町石畳道は一本道のように見えて、多くの脇道と交差しています。そして、金城町住民の生活道路でもあり、車か通行します。

             

            坂を上りながら(下りながら)どんどん脇道へ入ってみましょう。立派な石塀があり、重厚な石門があり、庭の植栽も楽しめます。

             

             

            この写真。先ほどの地図と上下逆さまです。ややこしくてすみません。


            金城町石畳道周辺の文化財(3)

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              (3)仲之川(ナーカヌカー)

               

              仲之川は金城大樋川から玉陵方向へ少し上った所にあります。

               

               

              「雨天にも濁らず、旱天にも枯れない」とたたえられた井戸ですが、立地は良くない印象です。

               

              左手の高い石積みが大雨で崩れたことがあるそうで、ちょっと無理したかもしれません。

               

               

              (4)上ヌ東門ガー(ウィヌアガリジョウガー)、下ヌ東門ガー(シチャヌアガリジョガー)

               

              いずれも、かつては共同井戸として活躍しました。

               

               

               

               

              (5)新垣ヌカー(アラカチヌカー)

               

              新垣さんの屋敷内に掘った井戸から水をひいて、誰にでも使えるようにしたカー。既に元の井戸が埋められてるので、水が流れることはありません。

               

               

               

              (6)潮汲川(ウスクガー)

               

              井戸に水があると楽しい(笑)

               

               

              この日回った井戸で、初めて湧き水を見ました。

               

               

              大きな蟹や小魚がいたので、水は常時溜まっているようです。

               

               

              この日の井戸は状態が良好で、きちんと整備されていました。ゴミや雑草を目にすることが無く、大変気持ち良く歩くことができました。

               

              願わくば、井戸には水が流れていて欲しいものです。急な斜面を上り下りしている中、湧き水で手を洗ったり、タオルを濡らしたりできれば最高なんですけどね。

               

              ちょっと無理だよなぁ。

               

              (続く)


              金城町石畳道周辺の文化財(2)

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                (2)金城大樋川(カナグシクウフフィージャー)と琉球紙

                 

                金城村屋のすぐ隣にある、かつての共同井戸です。

                 

                 

                立派な井戸ですねぇ。大樋川を名乗るだけのことはあります。

                 

                井戸が急斜面にあるため、背後に加えて左右にも強固な石積みが必要になり、規模を大きくせざるを得ません。だから、貯水槽や広場はむしろ小さめ。

                 

                一方、水量が豊富なので、かけ樋は二本あり、貯水槽から溢れ出した水は直ちに手前の排水溝に吸い込まれる構造です。

                 

                まとめますと、大規模ながらもコンパクトかつ高性能。

                 

                素晴らしい井戸だと思います。

                 

                 

                大見武憑武(おおみたけひょうぶ)が薩摩で紙漉きの技法を学び、金城大樋川のそばで紙漉所を開設したのは17世紀のことでした。

                 

                中国福建省は紙の生産地で、琉球は良質で安価な紙をいつでも手に入れることができました。だから、薩摩で学ぶ必要は無かったんですよ。ところが、既に琉球を支配していた薩摩が「公文書の紙を薩摩と同じにしなさい」と。

                 

                しょ、しょうもなっ(笑)

                 

                 

                こういっちゃあナンですが、薩摩なんてのは、企業に例えれば債務超過で倒産寸前だっんですよ。それが、中国貿易で利益を上げていた琉球に目をつけて、武力で、すなわち恫喝して子会社化したんですよ。そして、上納金(品)を吸い上げ続けたと。

                 

                つまり、物乞いのようなもの。物乞いは物乞いらしく大人しくしていれば良いものを、何もしないとますます物乞いに見えてしまうので、「紙漉きを学んで、紙を薩摩と同じにしなさい」と。

                 

                「他にやることは無かったんかい」と言いたい。

                 

                薩長土肥などと呼ばれ、薩摩は明治維新の立役者フージーしてますが、琉球のおかげでお金の心配が無くなったから、そこに加われただけじゃないの。

                 

                そうでしょ?。

                 

                (続く)


                金城町石畳道周辺の文化財(1)

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                  金城町石畳道の代表的なショット。石敢當をフレームの左端に置くと構図が決まり、しゃがんで撮れば石塀を強調できます(^^)

                   

                   

                  ここから金城橋まで250mの下り坂が続きます。

                   

                  坂の途中にある金城村屋(ムラヤ)です。坂を歩く人にとってはありがたい休憩所。木陰で涼んだり、冷たいものを飲んだり。

                   

                   

                  そして、坂下まで下りて振り返ると(^^)

                   

                   

                  「うっへぇ、これをまた上るのかぁ」と誰もが思うことでしょう。スキー場のようなリフトがあればねぇ(笑)

                   

                   

                  石畳道の周辺には井戸や御嶽などの文化財が沢山あります。この日は復習も兼ねて、一通り見て歩くことにしました。

                   

                   

                  (1)大アカギと内金城御嶽

                   

                  先ほどの石敢當を東に入ったところにある、6本の大アカギ。いずれも樹齢は2百年以上ですから、黒船来航も琉球処分も、このアカギは知っています。

                   

                   

                  沖縄戦で、米軍は首里を北から攻めたので、首里の丘の北側は何も残らないほど破壊されました。一方、丘の南側は比較的被害が少なくて済みました。

                   

                  そこにあった大アカギや石畳道が残ったのは、塹壕に身を隠す兵士の姿を想像すると分かりやすいでしょう。

                   

                   

                  それにしても立派なアカギです。琉球の人達がこの大木に、あるいはこの森に神が宿ると考えたのは当然です。

                   

                  内金城御嶽の小嶽(クタキ)と、

                   

                   

                  大嶽(ウフタキ)。

                   

                   

                  首里の丘にはこのような大アカギが普通に生育していたようです。アカギの森は雨水を蓄え、湧き水になりました。近くに沢山の井戸がある理由がそこにあります(井戸が枯れた理由も)。

                   

                  首里の丘の南斜面には、石畳だけではなく、アカギや御嶽や井戸が残っていて、琉球や戦前の沖縄を感じることができます。

                   

                  石畳道を真っ直ぐ下りて、真っ直ぐ上って、「疲れただけ」と言ってるようでは、まだまだなんですよ(笑)

                   

                  (続く)


                  食べ物の話題色々

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                    (1)炊飯鍋

                     

                    広島の実家が鍋でご飯を炊いてまして、以来、炊飯器とは無縁の人生を歩んでおります。

                     

                    こいつは、私が炊飯用に使っている鍋(の新品写真)。

                     

                     

                    熱伝導率が良いか、熱容量が大きいか、そんな風な理由でご飯が美味しく炊けます。

                     

                     

                    (2)知念精肉店

                     

                    知念精肉店の買物はツケにしてもらっているので、給料前などには大変助かります。

                     

                     

                    車の助手席に広げたこの日の買物。鮭の切身から時計回りに、ハンバーグ、軟骨ソーキ、豚ロース薄切り、豚ロース厚切り、梅干し。全部で3千円くらい。

                     

                     

                    (3)大豆を使わない味噌

                     

                    スーパーの味噌コーナー。

                     

                     

                    もう、いったい、何がどう違うのか。

                     

                    「全員、赤マルソウ味噌にしなさい」とは思うものの、各保育園の料理長がこだわるのが醤油と味噌。そしてこれが見事にバラバラなのよね(^^)

                     

                    この日は大豆を使わない味噌を探しに来ました。もちろん、アレルギー対策です。

                     

                     

                    大豆を使わないのに味噌と呼んでいいのか?と思いましたが、呼んでいいそうです。

                     

                     

                    (4)ラーメンにはオールスパイス

                     

                    先週末、昼寝から目が覚めてないボーっとした頭でテレビを眺めてると、ラーメンが格段に美味しくなるという香辛料を紹介してました。

                     

                    それは、ジャマイカの香辛料でオールスパイス。

                     

                     

                    これを袋麺でもカップ麺でも、パッパとかけると味の深みが増し、インスタントラーメンが高級中華料理店の味になるとのこと。


                    さっそく、金ちゃんヌードルで試してみました。

                     

                    金ちゃんヌードルが売れてるのは四国、静岡、沖縄だけのようで、東日本ではほとんど流通してないとか。


                    なので、ご存知無いかもしれませんが、金ちゃんヌードルは元々香辛料が強め。オールスパイスによる変化がイマイチわかりませんでした。

                     

                    これはペンディングとしまして、近々、袋麺の出前一丁で試してみようと思います。


                    我が家にネット環境が整います

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                      随分前にPCが故障して以来、我が家のネット環境はスマホだけ。「何かと不便じゃない?」と思われるかもしれませんが、無ければ無いでなんとかなるものです。

                       

                       

                      半年ほど前、ある計算をするために、どーしてもExcelが必要になり、仕方なく中古PCを買いました。

                       

                      そして今日、ソフトバンクエアーのWi-Fiルーターが届く予定で、我が家にもようやくネット環境が整います。

                       

                      いや、おめでとうございます。

                       

                       

                      長い間我慢していたネット環境を入れることにしたのは、こんな理由です。

                       

                      半月ほど前のこと。スマホのメモに入ってる長い文章をWordで編集する必要に迫られ、近くのネットカフェへ向かいました。

                       

                      受付のお姉ちゃんに、

                       

                      C「Officeは入ってる?」

                       

                      姉「オフィスって何ですか?」

                       

                      C「えっ、パソコンのソフトだけど」

                       

                      姉「えっ、知りません」

                       

                      C「私には必要ありませんと(^^)」

                       

                      姉「とっ、当店のパっ、パソコンに、えーっと、オフィスは入っていません(笑)」

                       

                      C「なんだ知ってるじゃん」

                       

                      姉「と答えなさいと、ここに紙が貼ってあるのを見つけました。オフィスが何かは分かりませんけど、パソコンに入ってないことは分かりました(笑)」

                       

                      C「(笑)」

                       

                       

                      止むを得ず自宅に引き返し、PCをリュックに入れて、再度姉ちゃんの店に向かいました。

                       

                      そして、

                       

                      (1)スマホの文章をネットカフェPCのGmailに送信する

                      (2)Gmailで受信した文章をUSBに保存する

                      (3)USBの文章を私のPCに取り込み、Wordで編集する

                      (4)完成したWord文章とPDFをUSBに保存する

                      (5)USBのWordとPDFをネットカフェPCのGmailから送信する

                       

                      この馬鹿馬鹿しい作業を続けながら、自宅にネット環境を入れようと、私は静かに決心したわけですね。

                       

                       

                      昨日、宅配の不在票が入ってました。今日の再配達を頼んだところ、再配達の指定時間帯が「午前中」。

                       

                      範囲が広過ぎません?。午前中、何もできないじゃないの(笑)


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                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
                      沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@yahoo.ne.jp)
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