1970年の国場川(2)

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    現在の国場川を今度はカラーで。

     

     

    国場川の河岸にA、B2枚の青いラベルを貼りました。そのうちBの場所を拡大します。

     

     

    国場川くねくね公園は、かつての国場川。

     

    住宅が建って、その後に川を埋めたので、宅地には向きません。かと言って車道にする必要も無いし。「じゃあ公園にする?」って思考プロセスかと。

     

     

    くねくね歩くと、

     

     

    トイレもあって、

     

     

    遊具周辺の地面はゴム舗装で弾力がありました。

     

     

    さらにくねくね歩いて、

     

     

    国場川に戻ります。

     

     

    ここが川だったことを説明する案内があってもいいかなと思いました。

     

     

    くねくね公園の途中にあった新しい建物は「那覇市人材育成支援センターまーいまーいNAHA」。

     

    「なんじゃそりゃ」ではありますが、ホールや会議室などの施設なので、つまり、仲井真公民館ではないかと。

     

     

    それにしても、公民館を公民館と呼ばない風潮はいかがなものかと思います。結局、行政の予算の出所によって名前が変わってるんでしょ?

     

     

    次にラベルAの場所へ移動しましょう。

     

     

    河岸にはかつての船着場を思わせる親水ゾーン。そこから奥へ芝地が続きます。その先に国場十字路のシュープラザ。その横を国場川の跡が抜けてゆきます。

     

    とうとうドローンを使い始めたかと思った方、ありがとうございます。このドローンは外階段のあるマンションの近くでしか飛びません。すみません(^^)

     

     

    不要不急の外出を控える立場なので、人が居なさそうな近場の公園を歩いてみましたってこと(^^)

     

    浜比嘉島オバァによると、連休に入って海中道路が混雑してるそうです。レンタカーもいるけど、同じくらい沖縄ナンバーもいて、「那覇から来てんのか?」になってるらしい。

     

    この週末、私はコザに行きたいが、車から降りなければ許されるのかな?(^^)

     

    と、お伺いを立てたら「ダメ」に決まってるからね。


    1970年の国場川(1)

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      1970年のクネクネしてる国場川。地元の人しか分からない写真で恐縮です。

       

       

      そして現在の国場川。国道507号と329号(那覇東バイパス)の間を直線的に流れています。

       

       

      二枚の写真を見比べると、識名トンネルと国場329号が開通した以外、道路はほとんど変わっていないことに気づきます。急激な宅地化で、新しく道路を造ったり、道幅を広げるタイミングを失ったのかもしれません。

       

       

      もう一度、1970年の国場川。

       

       

      写真中央に上間、その左下に仲井真、さらに左下に国場十字路。上間、仲井真、国場の各集落が独立していて、現在のように一体化していません。

       

      上間、仲井真、国場

       

      上間から国道に下りる急カーブの道が既にあります。上間郵便局前のヘアピンカーブもある。上間交差点からみつわ産業へ上がる道もくっきり。

       

      私のアパート裏のナンチチビラ(上間調整池の脇)は立派な幹線道路じゃないですか。現在の識名トンネル入口あたりを抜けて、大石公園方向へ繋がっています。

       

      楽しいわぁ(笑)

       

      田園風景の中をずっと先まで続く細い道。当時13歳の私を、誰か沖縄に連れてきて欲しかった(笑)

       

       

      このあたりまでは国場川の汽水域で、先日は鮫が遡上して来ました。かつては数ヶ所の船着場があり、干潮に合わせて那覇に野菜を運び、満潮に合わせて肥料を持ち帰りました。

       

      クネクネ国場川は仲井真小学校の裏あたりで支流と合流し、シュープラザの横を抜け、そこから津嘉山方向へ急激に湾曲しています。

       

      つまり、ダイレックスの裏あたりで長堂川と合流してたんですね。あのあたりに中途半端な空き地がある理由が分かりました。そこは国場川だったんですよ。

       

       

      ほんと、ローカルですみません。

       

      (でも続く)


      今日はお休み

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        (1)みちのたより

         

        朝ごはんに尾道ラーメンと、

         

         

        福島の黒胡麻ゴボウを食べました。

         

        娘がやってる(大阪天満橋)京阪シティモールのセレクトショップ「みちのたより」はモール全体が休業中。

         

         

        そこで親父が、賞味期限の厳しい商品を通販で買ったわけですね。皆様にもご協力いただけると、たいへんありがたいですm(_ _)m

         

        https://michinotayori.jp 

         

         

        (2)こいのぼりまつり

         

        近所のスーパーへ向かう途中。国場川でこいのぼりまつりをやってました。

         

         

         

        仲井真の「国場川に清流を取り戻す会」が主催しているイベントで20年以上続いています。

         

        学校の講堂に集まって、主催者が用意した大きな布にこいのぼりを描くと縫製してくれて、そのコイが4、5年泳ぐそうです。

         

         

        (3)国場バス停

         

        ここは国場のバス停の一つ。

         

         

        国場十字路には四方からバスが来て、それぞれが直進したり左右に曲がったりします。そしたら、バス停が沢山必要になるんですよ。分かる?

         

        そして、このバス停は橋の上に(^^)

         

        国場十字路を糸満方面に向かうバスが停車します。橋の上なので、雨風の強い日はずぶ濡れになります。

         

        そんな日にわざわざ糸満方面行きに乗るなんて何してんの?。次からは南風原方面行きに乗りなさいねって感じです(笑)


        のうれん今昔

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          農連プラザ1階の空きスペースで写真展をやってます。期間は誰かがここに入居するまで(^^)

           

           

          沖縄タイムスから貰った写真のようですが、プリンターの性能が悪いのか、あまり画質は良くありません。

           

           

          (1)解体前の農連市場

           

          マルキン海産の屋上から仏壇通り方向

           

           

          知念精肉店前の通り。奥が神里原。

           

           

          惣菜通り。右手奥にトモコオバァのカマボコ店。

           

           

          農連プラザや権利者住宅が完成し、解体直前の農連市場。手前が仏壇通り。

           

           

           

          (2)新垣キクさん

           

          市場の最年長は95歳。

           

           

          農連プラザへ移ってしばらくの間、キクさんは店舗区画に入って野菜を売っていましたが、後に地面売りに移りました。家賃が高いのよ。

           

          そしてつい最近のこと。キクさんが市場の仲間に何やら愚痴ってました。そしたら仲間のオバァが「頑張るしかない。ねっ、頑張ろう」と。

           

          本当にそうなのか。キクさんは頑張ることが正しいのかと、つい思ってしまいました。

           

           

          (3)この美人は誰?

           

          タライに野菜を入れて運ぶ謎の美人。

           

           

          この人が誰かを知りたいんだけど、聞く人聞く人が「あっ、あれは私」と言うので、ラチがあきません(笑)

           

           

          (4)農連市場の全盛期

           

          仏壇通りから一本入って、食堂メモリーがあった通り。1962年。


           

          上の写真から市場に入った所。1964年。

           

           


          今年のゆり祭り

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            GWに開催予定だった伊江島のゆり祭りが中止になり、先週から村の職員が花の摘み取りを始めています。

             

             

            伊江島行きのフェリーが出る本部港では、乗客に来島目的を聞いて、観光目的ならば自粛をお願いしてるそうです。

             

            GW前に花の摘み取りを始めたのは、観光客に来島を断念させる意図があります。満開のゆりの花があれば、空気の読めない観光客が来るでしょうからね。

             

            それにしても、GW期間中に那覇空港へ到着する人の数が6万人。親が危篤とか、嫁が出産とか、そんな人が6万人もいるんですねぇ(^^)

             

             

            一方、こちらは識名の大石公園。伊江島とは規模が2桁くらい違いますが、毎年、ジミ〜にゆり祭りを開催しています。もちろん、今年は中止です。

             

            ゆりの花がどうなっているか寄ってみました。

             

             

             

            観光客が集まる場所ではないので、花を摘み取る必要はありません。来たければ来いの構え(笑)

             

            この日、公園で会ったのは、空手を練習中のオヤジ一人と、小さな男の子を連れたお母さんだけでした。

             

             

            大石公園の丘の上に大きな岩があります。おそらく名前の由来になった岩。

             

             

            雰囲気でお分かりと思いますが、ここは御嶽になっていて、岩の上に拝所があります。

             

             

            大岩のそばから眺める那覇の街が爽快です。

             

             

             

            毎日おウチでヤーグマイしている皆さん。天気のいい日に大石公園でゆりの花を見て、那覇の街を眺めてはいかがでしょう。

             

            「うわぁ〜!!」とから「ギャー!!」とか、色々な意味で声を出すのもいいと思います(笑)

             

            まあ安心して下さい。私が紹介したぐらいで人は集まりませんから(^^)


            うるくにっぽん

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              先日投稿した開南の小さな橋に、うちなーんちゅさんから「おじさんが住んでた辺りだ」とコメントがありました。

               

              そのおじさんは(都会の)開南から(田舎の)小禄へ引っ越して「まさか漫湖の向こう側に住むとはねぇ」と言ったと。

               

              そこへ横浜のやなわらばぁさんが「うるくにっぽん」と正しく反応しました。本土在住のナイチャーなのによく知ってるわぁ(笑)

               

               

              こちらは沖縄戦を記録した米軍の地図。埋め立てが進み、その意識は無くなりつつありますが、小禄は半島です。

               

               

              それで、半島差別とは言わないまでも、那覇人(なーふぁんちゅ)は小禄人(うるくんちゅ)を少し軽く見る傾向があります。

               

              旧那覇市、首里市、真和志市、小禄村が合併して、現在の那覇市になりましたが、小禄だけは「明治橋を渡ったら那覇ではない」などと言われてしまうんです。

               

               

              そして「おろくにっぽん」。その由来については諸説あるそうですが、戦前の親子の会話がよく知られています。

               

              息子「ウルクハニッポンヤガヤァ」

              (小禄は日本だよねぇ)

               

              父親「デンチ(電気)ヌチカ(灯)トゥデ、ニッポンヤサ」

              (電気が灯ってるんだから日本だろ)

               

              分かります?。このニュアンス(^^)

               

               

              「おろくにっぽん」と言われても、小禄人はそれほどは意に介していないようです。

               

              小禄人は団結力があり、門中意識が強いことで知られています。例えば、小禄の会社が那覇の会社から仕事を受けたとしますね。小禄の会社は下請けを小禄の会社で固めて、お金を那覇に逆流させません。

               

              一方、那覇の会社は小禄の会社に発注した時点で、そんな意識はありません。そのため、小禄の会社は業績が良く、小禄人はお金持ちが多い。

               

              小禄人は那覇人に「うるくにっぽん」と言われても、そんな所では勝負してないんですよ。


              保育園の休園、その後(2)

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                (1)生意気な八百屋

                 

                調「注文の変更をたくさんファックスしましたけど、見てもらえました?」 

                 

                C「見たよ。『見たら返事しろ』と書いてあったから、ファックスを返した」 

                 

                調「お手数をおかけしちゃって」

                 

                C「返事を貰えって事務に言われたの?」 

                 

                調「ごめんなさい。あれは私が・・」 

                 

                C「ほ〜、やるじゃん(笑)」 

                 

                調「えっ?」 

                 

                C「重要なファックスの時はそうしないと。他の園も見習えばいいと思うわ」

                 

                調「やったぁ。いいんだぁ。Cさんに初めて褒めてもらえたんじゃないかな」

                 

                C「(^^)」

                 

                 

                 

                (2)連休前のキャンセル

                 

                調「コロナでバタバタしてるから注文のキャンセルが多いでしょ?」

                 

                C「他の園に振替できたり、追加の注文が入ればいいけどね」

                 

                調「それができなかったらどうするの?」

                 

                C「あのね。ヨーグルトが余ったとか、笹がきごぼうが余ったとかで、時々渡してるでしょ」

                 

                調「あっ、あれがそうかぁ」

                 

                C「ここは配達順が最後だから有利なのよね。あれはワイロだからそのつもりで頼むよ」

                 

                調「えっ?」

                 

                C「贈収賄なわけよ。つまり調理師と業者の癒着ね」

                 

                調「やば〜い(笑)。つ〜か、いきなりキャンセルしたら、タダで回って来るかもしれないってこと?」

                 

                C「(^^)」

                 

                 

                (3)衝撃の事実か?

                 

                調「各自お弁当のはずが、那覇市から給食を提供するように通達があって」

                 

                C「知ってる」

                 

                調「だから、園児10人分とか20人分の配達になっちゃって申し訳ないですけど、来週もお願いします」

                 

                C「もちろん。他の園も同じだから」

                 

                調「あぁ、良かった」

                 

                C「それにしてもお母さん達は弁当を作りたがらないなぁ。ウチで子供の面倒みるより、弁当作るほうが楽でしょ?」

                 

                調「でも、運動会のお弁当がマックとか見るとね」

                 

                C「え〜っ!!。もしかして作ろうにも作れないのか」

                 

                調「さぁ」

                 

                C「(^^)」

                 

                 

                弁当を作りたがらない母親が那覇市役所に抗議の電話をして、それに市当局が耐えきれなくなって、特別保育の園児の昼食を弁当から給食に方針変更しました。


                自宅待機できるはずだった調理師達は出勤を余儀なくされ、ついでに八百屋も配達すると。

                 

                「Stay homeとちゃーうんかい」

                 

                圧力に屈した市当局が情け無いわぁ。「弁当を作りなさい」って母親を説得しろよ。

                 

                て言うか、ウチナーの子供達の将来は大丈夫なのか?


                保育園の休園、その後

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                  (1)某青果店のお父さん

                   

                  父「じゃあ、保育園は今日から2週間も休むわけだね。かなり売上が減ってしまうね」

                   

                  C「ゴールデンウィークですやん」

                   

                  父「えっ?」

                   

                  C「いや、元々ゴールデンウィークなんだから、2週間分の売上が落ちるわけじゃないでしょ」

                   

                  父「じゃあ何日分になるのかね」

                   

                  C「カレンダーの黒い数字を数えればいいんだけど、それを俺にやれと」

                   

                  父「じゃあ、もういい」

                   

                   

                   

                  (2)相棒のA

                   

                  C「Aさん」

                   

                  A「なんね」

                   

                  C「Y保育園は今日から玄関で検品するんだって。厨房まで入って来んなって」

                   

                  A「しょれはどうしてかな」

                   

                  C「バイ菌は入れてもらえないんだよ(笑)」

                   

                  A「ワンはしぇいけつなのによ」

                   

                  C「そうは思ってもらえなかったな(笑)」

                   

                  A「はいはい」

                   

                   

                  (3)保育園の調理師

                   

                  調「『給食ありませ〜ん』って言ったら、園児の数がガタッと減るの」

                   

                  C「つまり、弁当を作るくらいなら、保育園を休ませるってこと?」

                   

                  調「そう」

                   

                  C「コロナだ、登園自粛だとか言うより効果があるんだ」

                   

                  調「そう」

                   

                  C「弁当作るって、そんなに大変なことなのか?」

                   

                  調「まあね」

                   

                  C「子供でさえそうなんだから、旦那が弁当を欲しがろうものなら」

                   

                  調「(笑)」

                   

                  C「何言うてんのよと。欲しいなら自分で作りなさいよと」

                   

                  調「(笑)」


                   

                   

                   

                  (4)保育園の調理師

                   

                  調「来週の注文をキャンセルしたけど、やっぱりお願いすることになったので、これから注文書を送ります」

                   

                  C「特別保育の園児は弁当持参じゃなかったの?」

                   

                  調「そうだったんだけど、那覇市から通達があって、給食を提供しなさいって」

                   

                  C「お母さんから苦情が来たんだ」

                   

                  調「そうみたい」

                   

                  C「那覇市の担当者はこうなるとは思わなかったのかな」

                   

                  調「でしょうね」

                   

                  C「それにしても、お母さん達は絶対に弁当を作りたくないんだな」

                   

                  調「はい」

                   

                  C「あのな。仕事があるから自宅保育は絶対に無理ですって言って、来週から特別保育で受け入れてもらうのよね。『弁当を作ることで預かっていただけるのなら、喜んで作ります』じゃないのか?」

                   

                  調「さあね。じゃあ、お願いします」


                  那覇市の保育園が休園です

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                    JUGEMテーマ:地域/ローカル

                     

                    那覇市は昨日、市内の全保育園を4月23日から5月6日までの2週間、休園すると決めました。

                     

                    (昨日の新聞)

                     

                    4月23日って今日です。昨日決めて今日から休園なんて無理でしょ(^^)

                     

                    八百屋の事情を言えば、今日の食材は昨日配達済みで、明日の食材は仕入済み。仮に今日から休園にするなら、二日分の食材が無駄になります。

                     

                    同じように、保育園にも事情があり、園児の保護者達にも事情がある。普通に考えて、休園にできるのは来週月曜日からですよ。

                     

                     

                    浦添市が先行して保育園を休園し、浦添市民から一定の評価を得ている中、那覇市は「GWに合わせて2週間程度の休園はありうる」くらいは予告しておかないと。

                     

                    いや、わかってますってば。「余計な情報を流して、市民を混乱させるわけにはいかない」んでしょ?。お利口さんだね。

                     

                    さらに、各方面から「今日から休園なんて無理っ!!」と言われて、「今週末までは猶予する」(笑)

                     

                    それなら最初っから、「休園は来週月曜日から。それまでの間、準備の整った園から順次」と言うべきですよ。言ってる内容は同じでも、いかにも考えている雰囲気が出せるじゃないですか。

                     

                    予告も無く、今日決めて明日から実施なんて、何も考えてないことを自ら白状してるようなものです。

                     

                     

                    さて、来週以降のワタクシはどうしゅるか。

                     

                    子供を保育園に預けざるを得ない、つまり特別保育を希望する家庭が少なからずあり、保育園の園児がゼロになるわけではありません。

                     

                    給食を提供するか弁当持参にするかは園の方針によるので、私は給食を提供する園に、特別保育の園児の数に応じた食材を配達することになります。

                     

                    つまりGW期間中は楽勝です。

                     

                     

                    さて、保育園は連休明けも休園を続けるのか。そして、那覇市はそれを決めることができるのか。

                     

                    休園を続けるのなら、今のタイミングで予告が必要でしょう。それが無いってことは、また、連休明け直前くらいに、慌てて指示を出すんでしょうね。

                     

                    しっかりしろよ。ったく。


                    開南の小さな橋

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                      JUGEMテーマ:地域/ローカル

                       

                      こちらは開南交差点から浮島通りへ繋がる開南中央通り。

                       

                       

                      その道端に小さな橋の欄干がありました。

                       

                       

                      写真の奥が那覇高校方面。フェンスに沿って水路が続いています。

                       

                      道路の反対側には欄干が無く、民家と駐車場の間に水路がありました。

                       

                       

                      最後はガーブ川に合流するはずですが、下流側を追いかけてみましょう。

                       

                      民家の横を抜け、

                       

                       

                      手作り風の橋をくぐり、

                       

                       

                      新天地市場本通りまで来ました。暗渠の中は見えませんが、このあたりでガーブ川に合流しているはずです。

                       

                       

                       

                      では、上流側はどうなのか。残念ながら、駐車場の先が私有地で、追いかけることができませんでした。とは言え、那覇高校角の十字路あたりへ繋がっていることは確かです。

                       

                      一つの仮説として、この水路の水源は王樋川(おうひーじゃー)ではないかと。そう、北斎の城嶽霊泉に描かれた、あの湧き水です。

                       

                      琉球八景(3) 城嶽霊泉

                       

                       

                      こんな時。物事を反対向きに考えてみることが有効です。つまり、王樋川の湧き水はどこに流れていたのか。

                       

                      周囲の地形を考えると、湧き水の流れる方向は一方向しかなく、今まさに私が追いかけている水路と一致します。間違い無いと思います。この水路には湧き水が流れてたんですよ。

                       

                       

                      この地図は、那覇がまったく埋立されてない時代のものです。

                       

                       

                      ガーブ川流域は広い湿地帯で、船が入ることもできました。そこへ、周辺の湧き水が流れこんでいて、この水路はその一つでしょう。

                       

                       

                      先日、糸満市米須の海岸で、潮川を見てきました。ビーチで湧いた水が太平洋に流れこんでいます。

                       

                       

                      私の中では、王樋川の湧き水がガーブ湿地に流れ込むイメージがこれ(笑)

                       

                      開南中央通りの小さな橋を、かつては誰もが知っていたと思います。今は、知らない人のほうが多いはず。


                      道路を掘り返したら石橋が出てこないかな(^^)


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                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
                      沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@yahoo.ne.jp)
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