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沖縄本島の在来淡水魚はメダカ、フナ、ドジョウ、タイワンキンギョ、タウナギ、アオバラヨシノボリ、キバラヨシノボリの7種。
リュウキュウアユは絶滅した後に島外(奄美大島など)から持ち込まれているので在来種とは呼べません。つまり外来種のブラックバスと同じくくりになるんですね。ヤマトのアユとリュウキュウアユは100万年前に分岐したそうです。
アユが本島で復活したことは実に喜ばしいのですが、外来種であるがゆえに在来種のような手厚い保護は期待できません。そしてそれが定着化の壁になっていると聞いてます。
写真は名護市を流れる源河川の魚道です。
以前、沖縄の在来淡水魚を探す番組がありました。
先ほどの琉球大学の先生が魚の住処をピンポイントで知ってるので、わずか5日のロケで7種類全部を見つけることができました。それぞれ、ある程度の数がいるってことですね。
生息地の多くはダム湖に流れ込む川のようでした。ダム湖の水は飲み水ですから、水を汚すわけにはいきません。人間が川の水質を保つ努力をしているので魚が住みやすい。
本島の在来淡水魚が絶滅の危機を回避できているのはダムのおかげと言えますね。