古酒の不当表示(3)

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    沖縄県には優良県産品の認定制度があり、酒造メーカーでは久米島の久米仙、残波の比嘉酒造、県酒造協同組合がその認定を受けていました。

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    今回、古酒の不当表示が明らかになったのは9社。その中に、久米島の久米仙が含まれており、今月13日付で、沖縄県は同社の認定取り消しを決めました。

    数ある酒造メーカーの中で、認定3社に選ばれるには、厳重な品質管理が必要だったはずです。それを実行できた会社が、なんでこんなことになってしまったのか。まったく不思議です。

    少なくとも、「基準の解釈を誤った」、「基準の存在を知らなかった」などという弁解には矛盾があります。そんなことでは認定を受けれませんから。

    ところで、同社のホームページには、認定取り消しの情報開示がありません。ついこの間、事後対応の遅れを詫びたばかりなのに、どうもきちんとできません。


    美味しいお酒なんですけどねぇ。

    沖縄そばの店「我自由家」

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      真玉橋近くのそば屋さん「我自由家」です。

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      我自由家は「がーじゅーやー」の当て字でしょう。ウチナーグチで、我が強い者、強情者の意味です。

      「やーや、あんし がーじゅーさいねー、ゆみさーや おぅらんどー」
      (貴女は強情者だから、嫁のもらい手がないよ)

      などと使い、「がんじゅう」とは違います。

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      強情者と称するくらいですから、インパクトのあるそばを期待しました。

      が、しかし。コシの強い麺でしたが、コシの強さでは首里そばが上ですし、コシが強いと言うよりは固い感じがします。そして、かつおと豚の標準的なスープでした。

      もちろんまた来ますが、誰かを案内するほどではありません。案内するとすれば、国場にはすーまぬめぇがありますからね。

      がーじゅーなそばになるように、もう少し工夫されてはいかがか。と思いました。

      価格はそば(中)で450円とまあまあです。


      余談ですが、すーまぬめぇの由来が潮間ヌ前だということはよく知られています。ところが、すーまぬめぇのお向かいの屋号は潮間ではありません。

      今日、その謎が解けました。

      すーまぬめぇの駐車場をご存知でしょうか。少し離れた所にありますが、あの駐車場のお向かいが潮間さんなのでした。

      この話に「なるほど!!」と思われた方。お二人くらいいますか?

      古酒の表示違反(2)

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        沖縄の酒造メーカー9社が、古酒と表示しながら、規約の割合以上の新酒を混ぜて製造・販売していた事件で、昨日、沖縄県酒造組合連合会の幹部が県庁を訪れ、謝罪しました。

        「事後対応の遅れ、危機意識に欠け、関係者に迷惑を掛けたことを深くおわびしたい」ですか?

        まだ、そんな事を言ってるんですか。

        「事後対応の遅れ」とは、連合会が2月13日に関係酒造メーカーを警告・指導したにもかかわらず、消費者に公表したのが3月6日になったことを言います。

        詫びるべきは、事後対応が遅れたことではありません。遅らせた動機です。消費者へ公表する事を軽く考えていたり、事件の対応を内々で済ませたいと思っていたのなら、それを正直に白状し、そのことを詫びて下さい。


        次に「危機意識に欠け」について。

        泡盛は酒税軽減措置法によって、35パーセントも酒税が免除されています。こんなに優遇されているお酒は、全国でも泡盛だけです。

        そもそも、沖縄復帰の際に、急激な環境変化に対応できないとの理由で、一時的な保護を受けたのです。危機意識を持つべきは、その時だったはずです。それから40年が経ち、今だに危機意識が無かったと言うのですか。

        酒税軽減措置法の期限は今年の5月だったところ、更に5年も延長されたばかりです。期限延長を嘆願した時に、「泡盛の安定供給は我々の使命」だの「沖縄の文化を守る」だの、立派な事を言ってじゃないですか。

        表示違反、つまりズルをしておきながら、よくまあ、あんなことが言えたものです。


        そして「業界全体として再発防止に取り組み信頼回復に努めていく」と言われたそうですね。本当にその覚悟があるのなら、少なくとも、ズルをした9社は酒税軽減措置法の延長を辞退されたらいかがでしょう。40年も経って、事業継続の方法がズルをするしかないのなら、あと5年経っても同じ事です。

        もし免税を辞退してもやっていけるのならそれで良し。またズルをするしかないのなら、市場から退出するしかありませんね。再発防止って、そういう事です。


        表示違反をした中には、私が大好きな古酒が含まれていますが、私は今まで通り飲みますよ。仮に免税を辞退した分を値上げしたとしても飲むでしょう。美味しいのでね。

        古酒の表示違反(1)

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          うわぁ、やっちまったか。

          沖縄県酒造組合連合会の発表によると、県内の酒造企業9社で、古酒の表示違反があったようです。

          つまり、古酒ではないのに、古酒として売ったということ。しかも、久米島の久米仙、琉球王朝など、古酒の代表的ブランドが含まれているようです。

          表示違反は古酒愛好家への裏切り行為になるばかりか、酒造企業にとっても自殺行為です。


          しかし、連合会のお詫び文によると、「いずれの企業においても当該規約の誤った解釈又は規約の不知がその原因となっております。」だそうです。つまり、勘違いでしたと。

          うーん、これは事態をちゃんと受け止めていない気がしますね。

          古酒の定義については、過去の記事で紹介しましたが、誤った解釈ができたり、不知となるようなルールではありませんからね。


          とにかくこの件は、監視役の連合会がきちんと機能してくれないと解決不可能です。是非、誰もが納得できる対応をお願いしたいと思います。

          泡盛の語源

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            泡盛の度数を測る計測器が無かったころ、蒸留の終わった泡盛を、少し高い位置から器に注ぎ、泡立つ様子で度数を推定したそうです。

            つまり、度数が高いほど、泡が立つのですね。

            その作業を「泡を盛る」と言い、ウチナーグチで「あーむい」と発音しました。

            それが泡(あー)盛(むい)の語源だそうです。

            それで、首里・那覇方言音声データベースには、泡盛のウチナーグチが「あーむい」と登録されています。

            だけど私は、ウチナーンチュが泡盛を「あーむい」と呼ぶのを聞いたことがありません。

            もしくは、私が聞き取れていません。なのか?

            古酒の利き酒(2)

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              古酒(くーす)の利き酒をするための専用グラスがありますが、プロ仕様だと値段は1万円を超えるそうです。

              ある泡盛バーで薦められたのが、ブランデーグラス。100均のものでOKだそうです。

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              口が閉じてるので、香りがよくわかるってことですね。

              だけど、居酒屋「エール」のカウンターで、これで飲み出したら、皆がどんな顔するかな。いつもは、ヤチムンに泡盛、水、氷と次々ブチ込んで、ガシャガシャと混ぜて飲むもんな。

              古酒の風味は?瓶か甕か。

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                やばい。(^^;;

                調子に乗って泡盛の記事ばかり投稿してたら、いつの間にか「食べ物・お酒」カテゴリーの件数が基地問題を追い越してしまってる。

                しかし、くるるんしーさんの鋭い指摘にも応えなくてはいけない。


                結論から言えば、瓶のままでも泡盛は熟成し、立派な古酒になりますが、古酒独特の風味を引き出すには、やはり甕だそうです。



                甕が持つ成分の何かに泡盛が反応し、古酒のふわっとした甘さが生まれるようです。瓶で熟成させると、熟成した味と言うより、研ぎ澄まされた味になりそうな気がします。

                でも、甕を使うとなると、それはそれで難しい微妙な問題を抱えることになるので、プロの助言が無いと難しいかもしれません。

                梅酒の瓶(一つ前の記事参照)で古酒を熟成させる時、瓶の中に甕のカケラを入れると風味が増すそうです。面白いですねぇ。化学の実験みたいになってきました。家庭で行うには簡単な良い方法でしょう。

                それから、古酒を冷蔵庫に入れてはダメです。亜熱帯の気候で熟成させるからこその古酒。冷蔵庫に入れるメリットは何もありません。

                古酒の仕次ぎ

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                  泡盛には熟成成分が含まれているので、瓶のままでも古酒(くーす)になります。

                  ところが、ミニボトルでは熟成成分が少なくて、なかなか古酒にはならないようです。やはり、ドーンと二升半くらいは欲しいところです。

                  さて、美味しい古酒にするには、更に大きな瓶が必要ですが、なかなか大きな瓶は入手できません。しかも、我慢に我慢を重ねてさあ飲もうとした時に瓶が割れてしまったら、もう死んでしまいたくなることでしょう。

                  そこでお勧めは、梅酒用の強化ガラス器です。8リットル!!

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                  このくらいのサイズになると、仕次ぎをやりたくなりますね。うーん、プロみたいです。

                  仕次ぎをすれば新しい熟成成分が補充されますから、熟成がより継続します。仕次ぎの量は年間2割ですから、毎年毎年、一升瓶分の古酒が楽しめる計算です。

                  大もうけです。


                  ところが、我慢できないんですよねぇ。

                  泡盛の瓶なら、開栓する時に「いや、ちょっと待て」と抑止力が働きますが、梅酒の瓶なら、いつでも飲めます。先月飲んだばかりなのに「まあ、いいじゃん」とか言ってるうちに、新酒に新酒を仕次ぎすることになり、何をやってるのかわからなくなります。たぶん。

                  泡波の二升半!!

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                    昨日の記事「泡盛ボトルはやがて古酒(くーす)になるのか?」に、ココナッツさんからコメントをいただきました。

                    もったいなくて飲めなかった泡波があると。

                    たぶん、これでしょう。泡波の二升半ボトル!!

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                    右手の一升瓶が、まるでビール瓶です。こいつが飲み屋の棚に置いてあると、10リットルくらい入ってそうに見えます。

                    ココナッツ家ではこいつが長年熟成し、今や古酒になってるそうです。デージうらやましい!!

                    泡盛には熟成成分が含まれているので、瓶のままでも古酒になります。一方、ウイスキーは熟成成分を持たないので、樽に入れないと熟成しません。つまり「山崎10年(4,200円)」を2年置いたからといって、「山崎12年(7,350円)」にはならないのですね。残念でした。

                    古酒と5年古酒

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                      同じ古酒(くーす)でも、「5年古酒」などと熟成年数が表示されているものと、単に「古酒」と表示されているものでは、まったく意味が違います。

                      例えば「5年古酒」は100%が5年以上の古酒でないと、年数を表示できません。

                      一方、年数表示の無い「古酒」は、3年以上の古酒が50%以上含まれていれば、「古酒」と表示できます。

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                      念願の沖縄生活を始めて10年になりました。
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