餅とムーチー(1)

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    夜、遅い時間に無性にご飯が食べたくなることがあります。天丼やカツ丼よりも、卵かけご飯とか、納豆ご飯とかがエエですね。

    ところが、冷蔵庫にご飯は無し。

    だけど、今からご飯を炊くのは嫌。買いに行くのはもっと嫌。

    台所の棚にパックご飯が一つぐらい残っているのではと思って探してみたら、こいつがいました。

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    嬉しいです。よくいてくれました。満足度86%ながらOKです。

    この皿に少し水を入れて、電子レンジでチンし、写真の左手奥に見えてる醤油をかければ、2分で勝負がつきます。


    やはり私は、空腹を満たすとともに、お米を食べることにより、安心感を得たいのでしょう。そして、心安らかに眠りにつきたいのだと思います。

    55年間食べ続けたせいか、先祖代々引き継がれている遺伝子のせいか、やはり、お米を食べると安心です。


    さて、仮に、見つかったのが餅ではなく、ムーチーだったら、どうなんでしょ。

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    空腹は解消するでしょうが、安心感を得るには、いま一歩かもしれません。

    ムーチーもお米なんですけどね。


    ご飯は食べ飽きることはありません。

    「昨日も一昨日もご飯で、今日もご飯かっ!!」と怒る人はいませんからね。

    ご飯に次ぐポジションにいるのが餅。もし、この世からご飯が消えたとすれば、私は餅を主食にするかもしれません。


    だけど、ムーチーは食べ飽きますね。それは私が大和人だからってわけではなく、ウチナーンチュも同じみたいです。

    土曜日に張り切ってムーチーを作り、その日と翌日くらいはバンバン食べるものの、月曜日くらいからペースが落ち、火曜日あたりで「もういい」って感じでしょうか。


    その点、餅は食べ飽きず、継続して食べれる気がします。

    (続く)


    ムーチーの日、近づく

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      沖縄で、旧暦12月8日はムーチーの日。今年は1月19日。来週の土曜日です。

      先週末からモチ米粉の注文が入り始め、金曜日は、佐辺昆布店から13キロを仕入れました。来週は一週間で100キロ近くを仕入れることになりそうです。

      普段は、干し昆布や干しシイタケなどの、軽い乾物を配達している佐辺のお父さん。来週は正念場です。


      C「お父さん、来週はバーンと注文するけど、配達は大丈夫ね。」

      父「ああ、まかしといてよ。なんだか、今朝の13キロは『試し』をされたみたいだね。」

      母「うちのお父さん、20キロまでなら大丈夫よ。」


      5日間で100キロとすると、一日平均20キロ。あれまあ、既にお父さんの限界です。これは、注文が集中する木曜日あたり、大変なことになりそうです。


      ムーチー作りに必要なものは、モチ米粉と砂糖(または黒糖)ですが、色や味に変化をつけるために、紅芋粉やトーナチンなどを混ぜます。

      お父さんのバイクの荷台には、どんどん粉袋が積み上がることになります。ちょっと、一度では無理でしょうね。


      さて、モチ米粉はお父さんにお任せするとして、私はカーサ(月桃の葉)を、少なくとも1,000枚は集めないといけません。

      先週、公設市場で、軽く値段を調べてみると、20枚の束が200円でした。一枚10円ですね。

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      公設市場とその周辺の物価は、正直なところ高いです。

      例えば、タンカン。昨年末は10キロ4千円を超えていましたが、流通量が増え、今は3千円を少し超えるくらいです。卸値でね。

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      公設市場前の果実店で、それを5キロ3千円で売ってました。つまり、10キロで6千円。

      原価と営業利益が同じって、ちょと高すぎませんか?

      「うちのタンカンは品質が違う」なんて言っても駄目です。私、見れば分かりますもん。

      タンカンもムーチーとセットで、来週、100キロ以上の注文があるでしょう。


      はっ!!

      今、気づきましたが、結局私は、モチ米粉も砂糖(黒糖)もタンカンも、全部を配達するわけで、佐辺のお父さんの心配をしている場合ではありませんでした。


      はい、勝連のしいたけさん、今年のムーチーは準備万端でしょうか?


      あっ、そうそう。

      トーナチンってなんやねん。と思われた方のために、写真を撮ってまいりました。丸サのマークが輝いております。

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      粉になってしまうと、なんだかわかりませんね。

      他のサイトからお借りした、トーナチンです。

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      モロコシという穀物で、中国ではコウリャン。沖縄では奥武島などで栽培されているようです。

      鳥がついばむので、一つ一つの穂に袋が被せてありますね。

      話が長くなって恐縮ですが、鳥がついばむのは、決まって「そろそろ収穫」のトーナチンだそうです。つまり、鳥には食べ頃がわかってるということ。

      なので、先ほどの袋、「そろそろ収穫」の穂だけ被せれば良く、まだまだの穂を、鳥は決して食べないそうです。

      鳥でさえ見る目があるのに、あなた。タンカン5キロで3千円って(笑)


      さて、今週も、腰を痛めない程度に頑張りましょう!!


      沖縄菓子「はちゃぐみ」

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        沖縄伝統菓子の一つ。「はちゃぐみ」です。

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        米を炒って膨張させ、黒糖などで固めたもの。と、説明がありますが、これ、どうみても「ぽん菓子」ですよ。

        その「ぽん菓子」の写真がこちら。

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        ねっ!

        一緒じゃないですか。

        ぽん菓子は、私が子供の頃、近所にぽん菓子屋がやってきて、お米を機械(加圧器)に入れると、「ボンッ」と音がして、お米がお菓子に変わりましたが、あれですよあれ。

        いや、お懐かしい。


        はちゃぐみの「ぐみ」は米の沖縄なまりです。おこしやポップコーンが親戚筋にあたります。


        しかし、お米を炒ったら、本当に膨張するんですかね。

        試しにやってみようかな。


        丸玉製菓のタンナファクルー

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          タンナファクルーは沖縄の伝統的な焼き菓子です。

          原料は小麦粉と卵と黒糖。素朴な味わいで、沖縄県民に広く愛されています。

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          今日、午後の配達に出た私はA保育園に向かって車を走らせています。丁度、店と保育園の中間点あたりで、A保育園から電話がありました。

          今日の配達で、タンナファクルー40個を届けてほしいとのこと。注文忘れだそうです。

          今更そんなことを言われても、私は配達に出発しています。

          私の悪い癖なんですが、つい、「わかりました。なんとかします。」と言ってしまうんですよね。

          大阪では、そんなヤツを「いい格好しぃ」と呼びます。調子良く了解した後で、「さあ、どうしよう。」と考えるんです。


          私はまず、車を路肩に停めて、iPhoneを取り出しました。調べてみると、丸玉製菓というメーカーがタンナファクルーの老舗で、評判が良いことがわかりました。直売店があるようですが、その場所が牧志。まったく方向が逆です。

          「うわぁ、こりゃあ駄目だ。」

          と思ったら、工場が那覇市長田にあるようです。長田って、私の車が停まってる場所が長田です。

          さっそく工場に電話してみると、小売してくれるとのこと。「ヤッホーィ!!」と3分40秒で工場に到着しました。

          できたてホヤホヤのタンナファクルー40個を手にした私は、A保育園で、

          C(私)「今日のおやつですか?」

          A「そうなんです。すみません、急なお願いで。」

          C「そりゃあ良かった。工場から取ってきたばかりなんで、美味しいですよ。」

          A「本当ですか!!いやぁ、私が食べたいわ。」

          C「ほんと、美味しそうですよねぇ。」

          A「ありがとうございました。」

          C「いいえ、こちらこそ。」

          と理想的な結末となり、この「ええ格好しぃ」は、1ポイント評価を上げたのでありました。


          ところで、丸玉製菓の工場は、看板らしきものが一切無く、その前に立っても、そこが工場とはまったく気付きません。

          これは、誰かを連れて来て、驚かすべきでしょう。「ここは何?」と思ってる相手を秘密工場に連れ込み、そこには美味しいタンナファクルーが。

          う〜む。

          「ええ格好しぃ」の血が騒ぐぜい!!


          サーターアンダギーとカタハランブー

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            二つ前の記事で、本土のキャベツ焼き(お好み焼きの前身)はキャベツを小麦粉で包んで食べ、ヒラヤーチーはニラの混ざった小麦粉を食べると言いました。つまり、主役が違うと。

            考えてみれば、沖縄のファーストフードである天ぷらは、コロモの割合が大きく、具を食べると言うより、具とコロモを対等に食べてる感じです。

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            その究極がこちらのサーターアンダギー。

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            具はありません。強いて言えば砂糖。

            続いてこちらの、カタハランブー。こちらも具は無くて、強いて言えば塩。

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            この膨らんだ部分に、何かあるように見えますが、切ってみればこの通りです。

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            サーターアンダギーとカタハランブーは、松風(マチカジ)とともに、天ぷら三点セットとして、結納品に使われます。

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            マチカジは、せんべい菓子です。結びきりの形がおめでたい雰囲気になっています。

            そして、サーターアンダギーは女性を象徴し、カタハランブーは男性を象徴するのだそうです。


            カタハランブーを見つめながら、男性の象徴と言われる理由を考えてみます。うーむ、身体の一部だとすれば、思い当たるものが一ヶ所ありますね。いや、二ヶ所。それで合ってるんですかね。

            続いて、サーターアンダギー。うーむ。


            甘くて美味しいので、サーターアンダギーだけが全国区ですが、カタハランブーもなかなか捨てがたい味です。

            カタハランブーの薄い部分はパリパリして香ばしく、「カタハラ」の部分はパンに似た食感です。

            沖縄を舞台にした映画やテレビ番組で結納のシーンがあれば、必ずこの三品が登場していますので、機会があればよく見て下さい。


            しかし、サーターアンダギーがねぇ。ふーん。


            ヒラヤーチーVS広島お好み焼き

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              私が子供の頃、広島の実家の近くにお好み焼き屋がありました。一枚15円か25円だったと思います。

              小麦粉を水に溶いて、鉄板の上で広く薄く円形にのばします。この生地が薄ければ薄いほどよろしい。店のおばちゃんがおたまの底を使って、瞬時に均一にのばす技術は、とうてい真似ができませんでした。

              自宅で自分が作っても、厚く均一でない生地となり、ゴワゴワしてまったく美味しくなかった。


              薄い生地の上に、大量の千切りキャベツを乗せ、天かすとかつお粉をふりかけます。

              次に、二枚のヘラを使ってひっくり返します。そして、キャベツがジュージュー言ってるところを、生地の側からヘラでグイグイ押さえつけます。やがて、キャベツが観念してジュージュー言わなくなるので、そしたら、再度ひっくり返します。

              山のようなキャベツがペチャンコになりました。そこへ、お好みソースをハケで塗り、ペロンと二つ折にします。で、片面にお好みソースを塗り、ひっくり返しながら皿に乗せ、もう片方にもお好みソースを塗ってできあがり。


              今、ここまで書いて気付きましたが、これはキャベツ焼きですね。

              そうか、だから関西風も広島風も、最近のお好み焼きは、具だくさんで、こんもり盛り上がり、お好み焼きとは何か違うと思ってましたが、私の食べてたのがキャベツ焼きだったんですね。

              なるほど。54歳にして、今初めて気付きました。


              危うく、これで投稿するところでしたが、ヒラーヤチーを忘れてました。

              沖縄に初めて来た時に、沖縄風お好み焼きと聞き、ヒラヤーチーを食べました。それは生地の厚い、私の常識では「失敗したお好み焼き」でした。まるで、私が自宅で作ったお好み焼きです。

              つまり、お好み焼きはキャベツを焼いてソースで食べるのであって、小麦粉は主従の従。ヒラヤーチーは小麦粉を焼いて食べるのであって、小麦粉が主従の主。

              だから、ヒラヤーチーを沖縄風お好み焼きと呼ぶのが間違ってるんですよ。つまり、ヒラヤーチーと広島お好み焼きは似て非なるもので、勝負をしてはいけないってことです。

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              そうとわかれば、ヒラヤーチーを美味しく感じるので不思議です。なんだか色々乗っかって、ピザのようなものよりも、家庭で作る、塩味でニラだけが入ってるヒラヤーチーのほうが、断然美味しい。だけど、それでは、若い人には向かないでしょうね。

              中年から初老に至る世代が台風の夜、母親の顔を懐かしみながら食べるのが、正真正銘のヒラヤーチーなのですが、そのうちそれは、小麦粉焼きと呼ばれるのではないでしょうか。


              座波菓子店の「クンペン」

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                中国伝来の焼き菓子、「薫餅(クンペン)」です。琉球王朝御用達の、言わば、上等タンナファクルーです。

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                何軒かで作られている中、首里石嶺町の座波菓子店が最も評判が良いそうです。

                生地は小麦粉、卵黄、砂糖と普通の材料で、どこにでもあるような味ですが、落花生、胡麻、きっぱんを練ったアンに複雑な美味しさがあります。

                その味覚が記憶に残り「やっぱり座波のものを」となるのでしょう。食べてみると、そのことがよくわかります。

                沖縄に鬼はいるのか?

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                  年末に、自家製のムーチーとジーマミ豆腐のお裾分けがありました。

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                  いただける予定がなくても、何故か、どこからかいただけるのが、沖縄の良いところです。今年はNさんが、Yさんから沢山いただいたと、私に届けてくれました。

                  いやぁ、家庭的な味付けで、どちらも美味しかった!!


                  ムーチーは月桃の葉で包むので、カーサムーチーとも呼びます。漢字で書くと鬼餅です。

                  ん?

                  ムーチーは餅の訛りですから、単に「餅」でいいはず。なんで鬼餅なんだろう。そもそも、沖縄に鬼はいるのか?

                  鬼って、赤い顔で角が生えていて、虎の毛皮のパンツをはいている方のことですが、沖縄で、鬼にゆかりの物を見たことがありません。

                  強いて言えば、マジムンか?

                  マジムンは沖縄の悪霊ですが、色々なものに姿を変えるらしく、鬼ではないようです。キジムナーも近い気がしますが、鬼の親戚だったとしても、子供の鬼って感じです。


                  ムーチーは、旧暦12月8日(今年は元旦!!)の行事で、子供の健康を祈願します。子供が生まれて初めてのムーチーには、特に沢山作り、ご近所に配ったりするそうです。厄払いの意味もあるのでしょうが、やはり縁起物ですね。お菓子やケーキの無い時代、子供にとって、ムーチーの日は、待ちに待った日だったと思います。

                  で、なんで鬼なのか?

                  調べてみると、2分でわかりました。昔、鬼になってしまった兄に、妹が鉄(もしくは石)の混ざった重いムーチーを食べさせ、バランスを失った兄(鬼)が崖から落ちて死んだ。と。

                  うーん。だから鬼餅か?

                  信じられん!!

                  根拠は無いが、釈然としない!!

                  桃太郎や泣いた赤鬼の話と比べて、話に具体性が無く、信ぴょう性が薄い!!

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                  毎日の生活の中に、まったく鬼が登場せず、話題にもならない!!

                  ウチナーグチで、鬼を何て言うんだろ。聞いたことが無い!!

                  沖縄に節分はない!!


                  もちろん今は、沖縄にも節分はあります。豆も売ってるし、巻き寿司も売ってます。だけど、それは本土から伝わった最近の行事で、そもそも沖縄の年中行事にはありませんでした。つまり、バレンタインデーみたいなものです。

                  学校で先生に「今日は節分です。皆さん家に帰ったら豆まきをしましょう。」と言われ、子供が豆を撒いていたとします。そんなことをしたらオバぁが現れて、「こらっ!!何してるっ!!食べ物を粗末にしてはダメ!!」と言いそうです。

                  節分が無いということは、鬼を追い払う必要も無かったことになります。

                  だから、沖縄には鬼はいなかった!!


                  じゃあ、さっきの兄妹の話は何だ?

                  正しく反論はできませんが、あの昔話の原作では鬼ではなくて、他のものだったのではないでしょうか。後になって、誰でもイメージしやすいように、沖縄芝居の脚本家か誰かが、鬼に書き換えたのではないか。と。


                  鬼をよくご存知のウチナーンチュの方、情報をおよせ下さい。

                  琉球銘菓「謝花きっぱん」

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                    300年前に中国福州から沖縄に伝来した、橘餅(きっぱん)と冬瓜(とうがん)漬を紹介します。

                    琉球王朝の高位な人だけが口にでき、日本皇室にも献上された銘菓です。

                    那覇市松尾の消防署通りにある「謝花きっぱん店」だけが、伝統の製法を引き継いでいます。国際通り松尾の信号から、徒歩3分です。

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                    この日、私が購入したのは、きっぱん2つと冬瓜漬3つのセット。1,800円。高いです。でも仕方ないです。なにしろ琉球王朝ですからね。

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                    個別に写真に撮ろうとしましたが、お店のHPのほうが良く撮れていますので、そちらを載せます。

                    こちらが、橘餅。六等分に切ってお召し上がり下さい。

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                    こちらが、冬瓜漬です。こちらも、薄めに切ってどうぞ。

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                    まず、橘餅です。橘(たちばな)はミカンのことで、その餅の意味です。きっぱんの切り口のオレンジ色は、ヤンバル産の柑橘類である九年母(和:くねんぼ,琉:クーニーブー)の色です。

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                    温州みかんは、東南アジアから琉球を経て日本に伝わりましたが、そのルーツが九年母であるとする説があります。

                    九年母の皮と種を取り除いて、搾り、ゆがき、練ります。さらに、一つ一つを手でまとめて、砂糖液を上塗りします。そして桐の箪笥に入れて乾かせば完成です。

                    味は芳醇な柑橘類の味です。高貴な味とはこのことかと思えます。私は運転しながら、一つをパクッと食べましたが、そんな様子を謝花きっぱん店の方が見たらひんしゅくでしょうね。

                    ここは、やはり六分の一に切って、濃いめのお茶とともに、背すじを伸ばしていただくものでしょう。


                    次に冬瓜漬です。冬瓜は以前、下の八百屋で写真に撮りました。この大きさでは、どう料理しようが一人では食べ切れませんね。

                    冬瓜を商品の大きさに切り、煮詰めます。その後、砂糖をまぶし、ザルで乾かします。薄く切ると、断面は美しい琥珀色です。これを見て、材料が冬瓜と言い当てるのは難しいでしょう。

                    薄く切って口に入れると、何と言えば良いのか、一言で言えば、甘いです。本当に甘いのですが、気品のある甘さです。熱くて濃いお茶が欲しくなります。抹茶でも、もちろんよろしい。


                    製法は口伝ですから、レシピはありません。味や品質を一定に保つため、その日の気温や湿度で製法が異なるそうですから、レシピにおとせないとも言えますね。

                    謝花きっぱん店を興した、故我喜屋カマドさんの口癖は「シクチエー、ヌチカジリーヤサ(仕事は命がけだよ)!!」だったそうです。

                    その言葉が聞こえてくるような、そんな味です。

                    玄米とタンナファクルー

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                      沖縄の玄米(ドリンク)とタンナファクルーです。

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                      玄米は、薄めの玄米粥に黒糖と生姜を加えた飲み物です。黒糖の甘さと生姜の匂いが、多少抵抗があるかもしれませんが、飲み慣れると美味しい、健康ドリンクです。

                      一方、タンナファクルーは、小麦粉に黒糖と卵を加えて焼いたお菓子です。こちらも、黒糖の強い甘さが多少気になりますが、素朴な味です。名前の由来を知りたくなりますが、答えは「玉那覇さんの黒菓子」だそうで、玉那覇がタンナファー、黒がクルーです。


                      えー、私が昼間から玄米とタンナファクルーを食べている理由は、今日、弁護士の時間がとれず、明日になったことによります。したがって、日数が一日減り、退職の諸手続きは明日になりました。

                      一方、普天間基地移設にともなう環境評価書は、やはり今日の提出でしたね。ところが、県庁入口に評価書提出を阻止するために、市民団体などが待ち構えていて、沖縄防衛局は、今日の午後、評価書を郵送したようです。県庁には、明日到着です。

                      「沖縄の理解を得るために努力する。」と言いながら、こんなやり方ではねぇ。しかも、その評価書には、辺野古に基地を建設しても、周辺住民や自然環境への影響は軽微と書いてあるそうです。

                      ところで、以前、琉球新報が指摘した台形に飛ぶ航空機ですが、今回の評価書では、きちんと楕円に飛んでるそうです。

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                      念願の沖縄生活を始めて10年になりました。
                      沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
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